ちょっとアンビリバボーなお話

先日の公演でちょっとアンビリバボーな出来事がありました。
一人でも来てくれればと、今回の公演情報をmixiの関西演劇のコミュに掲載して数日たった日のこと。
「チケット一枚まだありますか?」というメッセージが届きました。
その人は、わたしの出る日は都合が合わないので、別組の公演チケットを希望してきました。自分の公演日ではないのは残念ですが、あまり期待してなかったmixiの書き込みを見て、人でも見に来てくれるとなると、それは嬉しいものです。
そして、公演当日、その方は公演を見終わった後、出演者の一人と楽しそうに談笑していました。あれ・・・?知り合い?それならこの出演者からチケット買うはずだけど・・・。不思議に思い、話を聞いてみて、謎が解けました。
その人と、出演者は高校時代の演劇部の後輩、先輩の間柄だったのです。卒業後、連絡先もわからず音信不通になっていたんですが、わたしの書き込みの中に先輩の名前を発見し、もしかしたら・・・・と思って、芝居を見に来たんだとか。で、ビンゴ! 懐かしい先輩と卒業以来の再会を果たしたというわけです。
わたしがダメもとで公演告知をコミュに書き込み、mixiを利用していて関西演劇のコミュに参加していたこの人がその公演告知を見て、先輩の名前を発見し、ヤマ掛けて芝居を見にきたおかげでその先輩と会うことが出来た。
と、これだけの偶然が重なって再会できたことが、ちょっとアンビリバボーかなと。もう、ええ話やと感動しましたもん。
たとえ別れても、お互いが人生において必要な人であれば、いずれまためぐり合うことが出来る。まさにそれを地で行くような出来事でした。
その先輩と後輩が連絡先を交換したのは言うまでもありません。