高取土佐町並み「町家の雛めぐり」
先日は富田林寺内町の雛めぐりに行ってきました。奈良県は高取町でも雛めぐりのイベントが行われているとの情報をキャッチし、これはどれほどのものかチェックするべくお出かけしてきました。
近鉄壺阪駅到着。雛めぐりに向かう人たちと一緒に降りました。雛めぐりの前に壺阪寺へお参りに行くことにします。
左:霞んでいるのは黄砂のせい。相変わらず、手前の石仏がミスマッチ。
右:特別公開していた三重塔。室町時代の明応6年(1497年)の建立で重要文化財。
左:涅槃石仏(8m)と大観音石像(20m)。無駄にでかい気がします(^.^)
右:これほど並ぶと圧巻。これでも、全体の1/3しか写っていません(^^ゞ
ある意味テーマパークみたいな、壺阪寺を後にして、雛めぐりに向かいます。
「日本一の山城「高取城」の城下町として栄えた高取町。昔からの町家が、多く現存し、その当時の佇まいを残しています。その名は、土佐街道(土佐街道のご案内/土佐街道の映像)。
この町並の佇まいを、ひとつのテーマパークに見立てて、開催されるのが「土佐町並み町家の雛めぐり」です。
2007年から、始まった「町家の雛めぐり」は、今回で4回目。昨年は、八十数軒の展示ですが、町あげてのイベントに発展し、今年は、約九十軒のお雛さんを町並みのあちらこちらで展示しています。
展示箇所は、民家の玄関や、縁側、店先など、現在実際に生活されているご家庭に展示しており、基本的に、そのご家庭に縁のあるお雛様で、飾り付けも、そちらの方々で行われています。
また、住民との会話も、大好評。展示会場によっては、雛人形を飾っているお宅の住民さんと、会話が出来ることがあります。
お雛様を楽しむ、住民との会話を楽しむ、写真を撮って楽しむなど、それぞれの楽しみ方で、ゆっくりと時間の流れる一日を高取で過ごしてみませんか?」(公式HPより)
町家が残る懐かしい町。富田林寺内町よりも町が広いので、雛めぐりがまるでオリエンテーリング。なんだか落ち着ける町なのは間違いないです(^.^)
展示されてたお雛さんたち。これでもほんの一部。今回は全部で89ものお雛さんが民家の玄関や、縁側、店先などに展示されています。家も立派なら、お雛さんも立派。感嘆の声しかありません(^.^)
お昼をいただいた「菜の花館」。特定非営利活動法人 奈良ネイチャーネットがここで活動しています。
ここでいただいたおにぎりセット。土筆の炊き込みご飯のおにぎり、湯葉のお吸い物、菜の花と土筆のあえ物、自家製漬物で350円。安すぎます(^.^)
地元のお母さんたちの手作り。土筆がこれほどうまいとは思いませんでした。おふくろの味、堪能しました(^.^)
左:町家ギャラリー輝。町家を改修してギャラリーして、活用されています。
右:下屋敷門。かつての高取藩下屋敷門を移築したものであるとか。現在は石川医院の入り口となっています。
メイン会場である雛の里親館と、そこで展示されていたお雛さま。いったい何段あるんだ?(^.^)
地元の蔵元、金剛力酒造。どんな味かと買ってみたのが、吟醸純米酒。ちょいと辛口でさっぱりとしていて飲みやすかったです。ていうか、このブログはこのお酒飲みながら書いてます(^.^)
夢創館。旧山崎家を改修し、城下町観光の拠点として活用されています。
今回一番印象に残ったのがこの町家。築270年を超える歴史のある建物で、この町では最も古いのだそうです。
左:いい雰囲気のおじいちゃんとおばあちゃん。いろいろ説明してくれました。築270年でも、びくともしない造りに感動しますね。
右:そこで展示されていたお雛さま。
土間にはカマドが。現在でも使用するそうです。屋根の出っ張りは換気口であることがわかります。
鷹取町、結局、隅々まで回ることはできませんでした。この町も、お気に入りのひとつになりましたね(^.^)
この次は、日本三代山城の一つ、高取城制覇を兼ねて、改めて訪れたいと思います。
次回は、立派なハイキングになりそうですね(^.^)
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