「007/慰めの報酬」を見た

見てきました、ダニエル・クレイグ主演のボンド映画第2弾「007/慰めの報酬」
前作「カジノロワイヤル」の1時間後から話がスタートすると聞いたので、まずはレンタルDVD借りて見ておきました。ま、ぶっちゃけますと、映画始まる前にパンフレットを読んでおけば何とかなるレベルですけどね。
見に行ったのは先週の金曜。公開してから1週間後の週末なのに、観客は50人くらい。ちなみにキャパは450人の大スクリーン。大丈夫なのかと心配になりました。
映画はアクションてんこ盛りで派手なんですが、カット割が多くて今一なにやっているかわかりにくい。いきなりカーチェイスからはいるけど、これがほんとにわかりにくんですわ。
アクションの量は少ないけど、インパクトやアイディアにおいて前作の方がはるかにいいと思います。アクションと無縁なカジノのシーンの演出が見事だっただけになおさらそう感じますな。
ボンドが諜報員の癖にやたら殺しまくるのはいかがなものかなぁ。ボンドを迎えに来ただけの美人諜報員がなぜボンドとすぐに寝たのかぜんぜんわからん。その上、あっけなく無残に殺されてるし。
敵のボスは安部サダヲにしか見えないから、殺しまくるボンドのほうが悪役かと思えてしまうのは愛嬌なのか何なのか(^^ゞ マティスを弾除けにして殺したあと、財布の中の現金を抜き取り、死体をゴミ箱に捨てたシーンなんか、オイオイ・・・って突っ込んだわ(^^ゞ
ストーリーもいまいちかなぁ。何せ展開がはやく、見逃しているところも多々あるかと思うけど、それを考慮したとしても、うーーーん、な感じ。なにせ前作にあれほどあったボンドの魅力が微塵もないってのはどうよ。
タイトルの「慰めの報酬」は多分、拷問受けたマティスがもらった別荘じゃないかと思ったり、ラジバンダリ(^^ゞ