わたしは「モテナイくん」
少し前、関西テレビで「紳助の人間マンダラ」という番組が放送されていたことをみなさんは覚えているだろうか?
そして、番組内で「愛のデートマンダラ」というコーナーがあったことを・・・。
「彼女が出来たことがない、または交際歴がほとんど無い青年(番組では「モテナイくん」と呼んでいた)を自薦・他薦問わず募集し、キューピッド役の松澤一之と一緒に彼女探しを目的に街中でロケをするコーナー。このコーナーに出演する素人は単に彼女いない歴が長いだけでなく、小心者や一風変わった嗜好を持っていたり、妄想癖の激しい男性が毎週続けて紹介され、カップルが成立するケースはごく稀であった。成功したカップルの中には後に結婚に至った人たちもいた。彼氏のいない女性にスポットを当てる回は「モテないちゃん」と呼ばれていた。」(Wikipediaより)
こんなコーナーでした。そして、番組内でも結構メインなコーナーでもありました。
実はわたし、このコーナーの出演者なのです。そう、わたしはリアルで「モテナイくん」なのだ!
かれこれ、10数年前になりますか・・・・。あのころは若かったなぁ(^^ゞ
その時の映像がこちら。最初は目線入れようかと思いましたが、それではおもしろみが半減しそうなので、あえて目線なし! なんという、チャレンジャー(^.^)
ビデオテープをキャプチャーしたので、画像が荒いのはご勘弁を(^^ゞ
それにしても・・・・これは、100%もてそうにない面ですなぁ。このころのわたしは、今以上に人見知り激しく、人としゃべることも苦手で、会社に行くか、家でゲームをしてるかという、半ヒッキーな人間でした。
事前の打ち合わせで、美術部に少しいましたと伝えたら、似顔絵を描きながら女の子を捜すという進行に決まってしまいました。
美術部ですが、絵は下手くそです。すんごい恥ずかしかったですよ、自分の絵を人に見せるのは・・・。
案の定、女の子と満足に話すことも出来ない小心者のわたしを少しでも変えようと、勇気付け特訓と称して人前で歌を歌うことに・・・。絶叫するわたしのひどい顔ったらありゃしない。
歌ったのは、チャゲ&飛鳥の「万里の河」。もっとましな選曲はなかったのか(^^ゞ
ちなみに、ここは近鉄阿倍野店の歩道橋。画面には映ってないところにも、たくさんの人だかり。今思えば、よく歌えたもんだなぁと。歌い終わった後の心臓のバクバク感は今でも覚えてます。初舞台の時よりもすごかったかもしれません・・・。
最終的には、女の子とお茶をして、告白するんですが、もちろんうまくいく訳がなく、あえなく玉砕。まぁ、当たり前ですけどね。こんなもっさい男に、はいOKです、などと言う女の子がいる訳ありませんもん(^^ゞ
こんなわたしですが、紳介さんは「こいつ、ええやつやで」と言ってくれました。それはうれしかったですねぇ(^.^)
さて・・・、10数年前は筋金入りの「モテナイくん」だったんですが、今はどうなのか・・・。
もちろん、今でも筋金入りの「モテナイくん」ですよ(T_T)
あはは・・・・。人間ってのは、そう劇的には変わらないもんですなぁ。
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