しあわせ回廊 なら瑠璃絵

奈良のイベントとしては8月の「なら燈花会(とうかえ)」が有名ですが、その冬バージョンとして今年から開催されるのが「しあわせ回廊なら瑠璃絵(るりえ)」。
イベントの詳細は、下記のとおりだそうです。
「2月の奈良の魅力アップを目的に、LEDなどを使った夜間のあかりの催事が行われます。春日大社参道にて万燈籠、春日大社・東大寺・興福寺の夜間拝観をはじめ、奈良公園内のあかりの演出、奈良国立博物館の夜間開館が行われます。初日には、若草山で冬花火も打ち上げられます。また、期間中は春日大社本殿までの臨時バスが運行されます。」
どんなイベントなのか、確かめて見なければ・・・。ということで、真冬の奈良に行ってきました。
まずは、喫茶じゃるだんで、日が暮れるまでお茶します。ここの喫茶店の紹介はまた後ほど。
001奈良商店街  002興福寺
商店街を抜けて、興福寺へ。春日大社へ行く道に、瑠璃絵の電灯案内が。
003江戸三  004鹿
左:奈良公園の外れにある、いずれは泊まって懐石を食べてみたい、料理旅館・江戸三。
右:鹿もまったり(^.^)
005浮身堂  006梅
左:今回のイベントエリアからは外れている浮身堂。おかげで人があまりいませんでした。
右:浮身堂北側の梅は蕾が膨らんできていました。春を感じますねぇ(^.^)
007春日大社  008春日大社
春日大社へお参り。だんだん暗くなってきました。
009若草山
若草山にもイルミネーションが。何のマークなのかは全然わかりませんでした(^^ゞ
011二月堂  010二月堂
ガイドマップにはありませんでしたが、二月堂も結構ライトアップされていました。マップに載っていないので、あまり人がいなかったです。舞台から見る夜景は格別でしたねぇ(^.^)
012大仏殿  013大仏
左:夜間特別拝観中の東大寺大仏殿へ。万燈供養会と違うので、大仏様のお顔を拝顔できる観相窓は開かれていません。
右:いつ見ても圧倒される大仏様(盧舎那仏像)
014虚空蔵菩薩  017如意輪観音
大仏の左右に脇侍として安置される、虚空蔵菩薩坐像と如意輪観音坐像(どちらも重要文化財)
015廣目天  016多聞天
堂内北西と北東の隅に広目天像と多聞天像が安置されています。いずれも江戸時代復興期の像。四天王のうち残りの2体(持国天、増長天)は未完成に終わり、両像の頭部のみが大仏殿内に置かれています。
018冬七夕  019冬七夕
大仏殿を後にして、浮雲園地メイン会場へ。冬なのに七夕ツリーがたくさん。願い事を書いた花短冊が、たくさんかけてありました。
この会場で売っている、しあわせココアをいただこうと思ったら、なんと長蛇の列。これでは、暖まる前に凍えてしまうと残念ながら並ぶのを断念し、会場を後にしました。
020国立博物館
奈良国立博物館もライトアップされていました。手前のオブジェはドラゴンだそうですが、言われて見ないとそうは思えませんねぇ(^^ゞ
022興福寺  021興福寺
スタート地点である興福寺まで戻ってきました。ライトアップされる東金堂と五重塔。幻想的ですねぇ。
023猿渡池
猿渡池から見た五重塔。これまた幻想的な・・・。
一通りライトアップを堪能してから、喫茶珈琲一族で晩ご飯食べて、食後にコーヒー飲んで、(このお店も後日紹介します)満足満足と奈良からの帰路につきました。
「なら燈花会(とうかえ)」に比べると、規模が全然小さいですが、タダでこれだけ楽しめるんですから、贅沢言っちゃあいけないと思います(^.^)
春を呼ぶ奈良の新たなイベントとして、定着してくれることを切に願いますね。