京橋ぶらり(大阪市公館一般公開)

雨ですが・・・お出かけしないわけにはいきません。お出かけ先を決めようとちょいと調べてみると、今、京橋にある大阪市公館なる建築物が一般公開されているという。
まずは京橋商店街で腹ごしらえ。これは基本ですなぁ(^.^) どこで食べようかうろうろしていると、なんかやけに気になる食堂を発見。
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左:もとや食堂とあります。魔法のレストランでも取り上げられたことのあるちょいと有名な食堂。
右:店内のメニュー。激安。コンビに弁当より安いなんて信じられない(^.^)
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左:上定食(日替わりで580円)。天ぷらがボリュームありすぎて死にそうです。
右:A定食(550円)。意外なほど、カリッと揚がっています。これもボリュームありすぎ。
コスパ高すぎのボリュームランチで腹パンパンになったところで、大阪市公館へ向かいます。
「大阪市公館は、昭和34年秋に第5回日米市長及び商工会議所会頭会議が大阪で開催されるのを機に、迎賓館として建造されました。
 本館、庭園を含めた13,680m2の敷地は、桜之宮公園に隣接し、庭園からは、造幣局の桜並木や天神祭の船渡御をはじめ、四季折々の風情のある大川を望むことができます。
 これまでに、APEC(アジア太平洋経済協力会議)大阪会議の際の二国間首脳会談をはじめ、姉妹都市歓迎レセプションや大阪市民表彰式を開催するなど、国内外を問わず賓客をお迎えし、各種式典、会議、懇談会および表彰式の場として利用されています。」(公式サイトより)
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普段は一般公開されていない迎賓館ですが、一日一組限定でウェディングも出来るとか。
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庭内の菖蒲が見ごろなこの時期に一般公開しているそうです。
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庭が美しいですなぁ。茶室でお茶も振舞われていました。
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本館は1階のみ公開。豊臣大阪城天守閣の模型と鯱が展示されていました。
大阪市公館の隣に「旧藤田邸庭園」がありましたので、入ってみることにしました。
「藤田伝三郎男爵の邸宅跡に遺されていた庭園遺溝をおおらかで美しい庭園空間に修復し、毛馬桜之宮公園の一部として再生させた。藤田伝三郎邸跡は、大阪市都島区網島町の一角にあたる。広大な敷地に現在の市長公館や藤田美術館、太閤園にあたる部分等に豪邸を構えていた。その本邸跡に、築山や石積みなどの当時を忍ばせる庭園の一部が残っていた。
 藤田伝三郎は、明治初期より関西実業界の中心人物として活躍し、大阪経済の基礎を築いた人物で、造園趣味家でもあり、武者小路千家の茶道を修め、邸内に茶室や花畑を設けて自ら花を生けるという、当代を代表する文化人でもあったといわれている。その藤田翁の庭園の面影を生かすために、平成十二年より庭園遺溝を核として新たな公園文化を象徴しうる場の創造をめざした。
 大阪の庭師、梅園梅叟(ばいそう)が作庭した庭園は、平坦な地形に起伏に富んだ地形を人工的に作り出し、築山、滝、流れ等で構成されていた。本邸跡は長年放置され植物に覆われていたが、豪快な石組みなどが遺されていた。これらを現在の造園技術によって保存または復元、修復した。
 特に、高い滝石組からの流れや築山中央の流れとその両側の急峻な築山の組み合わせが庭園の見どころだ。周辺部分も藤田翁好みの「すっきりとしゃれた」新庭として新たに整備した。
 歴史的資産を大切に受け継ぎながらも公園としての利用を考慮し、景観と利用の両面について配慮したものである。」(公式サイトより)
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左:門構えが立派です。  右:園内はだだっ広い・・・。
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これが、家の庭だったとは・・・・お金持ちってすごいのね(^.^)
京橋駅からちょいと歩くと、こんなすばらしい庭園があったなんて・・・。晴れていると時に、藤田美術館とセットでまた訪れたいものですなぁ(^.^)