もはや神頼みしかない お伊勢参り その1

震災、原発、円高、政治不信、経済不況・・・・いいニュースなどほとんどなく、一向に陽の差さない森の中で泥沼にはまって(わざと間違った道案内されて、泥沼にはめられている気がするが)もがいているわが国、日本。
こんな現状を救うにはもはや神頼みしかない・・・と思い立ち、最高の特別格でもある伊勢神宮(たんに神宮と言うのが正式だそうです)へ行ってきました。
鶴橋から近鉄特急でピューンのはずが、特急券を買う直前に人身事故で、布施~俊徳道間がストップし、特急が止まってしまうというアクシデント発生。
いきなりかよ・・・これは、来るなというお告げか・・・と思いつつ、気を取り直して、奈良線の西大寺駅から大和八木駅まで出て、この駅から特急に乗れるかどうか一か八かで行ってみることに。
八木駅でしばし待っていると、この駅から、明らかに臨時で出た特急に運よく乗車。がらがらの近鉄特急で、予定より20分程度遅れて無事に伊勢市駅へ到着。一時はどうなるかと思ったけど、なんとかなるもんだ(^.^)
それにしても、鶴橋からでも大和八木からでも特急料金が1280円で変わらないってのは、どういう計算してんだ、近鉄は・・・(^_^;)
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左:伊勢市駅到着。この駅に降り立つのは何年ぶりだろう。
右:門前町。内宮はおはらい町やおかげ横丁もあって、えらい盛り上がりですが、こちらはなんか寂れているような・・・。
到着が遅れたため、ランチしようと思っていたところは、軒並み満員。待っている時間もないので、チラシを配っていたお店に入ることにしました。
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左:2階にある「Redesigned 和食 tsumiki (ツミキ)」というお店。店内はカジュアルでなかなかいい感じ。
右:伊勢うどん定食(1,200円)を食べてみました。伊勢うどんは腰がないはずなのに、これはえらい腰があるうどんでした。讃岐うどんと違うのは太さくらいかというくらい・・・。でも、おいしかったけど(^.^)
腹もふくれたので、神頼みへいざ参る!(^.^)/
「伊勢神宮(いせじんぐう)は、三重県伊勢市にある神社。神社本庁の本宗(ほんそう)とされる。正式名称は神宮(じんぐう)。他の神宮と区別する場合には「伊勢の神宮」と呼ぶこともあり、親しみを込めて俗に「お伊勢さん」とも言う。神階が授与されたことのない神社の一つで、中世においては二所宗廟の一つとされた。明治時代から戦前までの近代社格制度においては社格の対象外とされた。
伊勢神宮には、太陽を神格化した天照大御神を祀る皇大神宮と、衣食住の守り神である豊受大御神を祀る豊受大神宮の二つの正宮が存在し、一般に皇大神宮を内宮(ないくう)、豊受大神宮を外宮(げくう)と呼ぶ。内宮と外宮は離れた場所にあるため、観光の場合は時間の都合上、内宮のみ参拝することもあるが、本来はまず外宮を参拝してから、内宮に参拝するのが正しい方法とされている。元来皇室の氏神であることから皇室・朝廷の権威と強い結びつきがある。広義には、別宮(べつぐう)、摂社(せっしゃ)、末社(まっしゃ)、所管社(しょかんしゃ)を含めた、合計125の社宮を「神宮」と総称する。この場合、所在地は三重県内の4市2郡に分布する。」(Wikipediaより)
まずは外宮から参拝します。
■豊受大神宮(外宮)■
「豊受大神宮(とようけたいじんぐう、又は、とゆうけたいじんぐう)は、三重県伊勢市にある神社で、伊勢の神宮の2つの正宮のうちの1つである。一般には外宮(げくう)と呼ばれる。式内社。
豊受大御神を主祭神とし、相殿神として御伴神三座を祀る。
伊勢市街地、JR・近鉄伊勢市駅から神宮参道を通って5分ほど歩いた所に鎮座する。皇大神宮(内宮)とともに正宮を構成し、両宮を参拝する際は外宮を参拝した後に内宮へ参るのがしきたりとされる。
伊勢の中心にありながら、境内は平清盛が勅使として参った時に冠にその枝が触れたとされる古木「清盛楠」や、初夏には三重県花ハナショウブが咲き乱れる「勾玉池」などの自然が豊富に残され、非日常空間を形成する[1]。
境内には多賀宮(たかのみや)、風宮(かぜのみや)、土宮(つちのみや)の3つの別宮(べつぐう、正宮に次ぐ高位の宮)を始め、斎館、神楽殿、神々の食事を調製する忌火屋殿(いみびやでん)、神酒を納めた御酒殿(みさかどの)などの建物があり、外宮の境界を守る四至神(みやのめぐりのかみ)[1]が正宮の前に祀られている。北御門口鳥居から北西に伸びる道を進むと、伊勢市を含む度会郡の守護神を祀る摂社の度会国御神社、更にその奥に五十鈴川河口を守る末社の大津神社が鎮座する。
正宮は、正殿・西宝殿・東宝殿の3つからなるが、幾重に板垣が巡らされており、拝所からは直接見ることはできない。正殿の背後には御饌殿(みけでん)と外幣殿(げへいでん)が並ぶ[2]。正宮の隣には次の神宮式年遷宮の際に正宮が建てられる御敷地がある。この御敷地は、前回の式年遷宮の時に正宮が置かれていた土地であることから古殿地とも称する。
境外には伊勢の中心業務地区(CBD)かつ鳥居前前町の本町があり、伊勢市観光協会がここに本部を構える。神宮参道や駅前通り界隈には土産物店・旅館と銀行や大手企業の支社・支店が混在している。」(Wikipediaより)
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左:表参道火除橋を渡るって神域へ入ります。
右:内宮より自然が豊富で、趣のある古木がそびえています。古木というより神木というべきか。
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左:御正殿。ここだけは撮影禁止。拝所からは直接、正殿・西宝殿・東宝殿を見ることは出来ません。
右:風宮(かぜのみや)。外宮(豊受大神宮)の境内別宮で、祭神は風雨を司る神とされる級長津彦命と級長戸辺命(しなつひこのみこと、しなとべのみこと)。
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左:多賀宮(たかのみや)。こちらも境内別宮で、祭神が外宮の祭神の豊受大御神の荒魂である豊受大御神荒魂(とようけのおおみかみのあらみたま)。近くに土宮(つちのみや:祭神は大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ))もあります。
右:忌火屋殿(いみびやでん)。毎日朝夕二度の大御饌(おおみけ)をはじめ、諸祭典の神饌(しんせん)をこここで調理しています。忌火とは清浄な火ということで、木と木をすり合わせて発火させ、神事をはじめ全ての火は、この忌火を使用しているとか。サクの無効で立ち入り禁止なので、よく見えなかったのが残念・・・。
外宮でしっかり日本のことについて神頼みして、暑さでヘロヘロになりながらも、内宮行きバスに乗って移動。お伊勢参りブログはその2へ続きます。
内宮でも祈りまくるぞ(^.^)