築港赤レンガ倉庫・特別見学

「築港赤レンガ倉庫(ちっこうあかレンガそうこ)は、大阪府大阪市港区海岸通2丁目にある赤レンガ倉庫のことである。
大阪港の第1号岸壁に沿って、1923年(大正12年)10月に住友倉庫によって建設された。倉庫は2棟あり、北側の旧200倉庫は2階建・高さ13m・延床面積4,500平方メートルで、南側の旧300倉庫は1階建(当初2階建て)・高さ13m・延床面積2,800平方メートルである。かつて倉庫の間と両脇には大阪臨港線が走っていた。1999年(平成11年)に倉庫としての役割を終え、管理も住友倉庫から大阪市に移管された。現在は非公開で、再生策が検討されている。」(Wikipediaより)
「ベイ&リバーサイドパーティOSAKA2012」で、どんなイベントより行きたかったのが、この築港赤レンガ倉庫。普段は柵の向こう側に入ることはできないのですが、このイベント日だけは近くまで近づいて見学することができるんです。建物好きとしては外すことはできません(^.^)
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左:手前が200号倉庫。奥が300号倉庫。  右:200号倉庫。
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200号倉庫中央部の通路。
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左:左が300号倉庫。300号倉庫にある段は、かつて走っていた臨海鉄道のホーム。
右:300号倉庫の門から内部を覗く事ができます。
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左:300号倉庫内。さすがに広々としてますね。
右:200号倉庫。蔦と赤レンガは最高の組み合わせです(^.^)
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200号倉庫と内部。柱と梁が立派で、つくりがかなり凝ってるのがわかります。
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左:300号倉庫。ホームを含め、こうやって見ると痛みが激しいのがわかります。
右:300号倉庫。扉も屋根も錆がひどい。
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300号倉庫の内部。こちらもい広々としてますね。
大阪にもこれだけの赤レンガ建築があるのです。横浜や神戸なんかに負けていないと思います。傷みがひどく、早急に耐震化工事を行わなければ、いずれ取り壊さなければならなくなるでしょう。
これだけの文化遺産を、ただ手をこまねいて朽ちさせてしまうのはあまりももったいない。文化的な損失ははかりしれないはずです。
どんな形であれ、この文化遺産を後世に残してほしいと切に願うばかりです。