朝護孫子寺・阪神タイガース優勝祈願
今年は寅年。寅といえば、寅を守り神とするお寺があったような・・・と、昔行った記憶を思い出し、寅年だから行っておかねば!と、先週行ってきたのが、張子の虎で有名な朝護孫子寺。
今回も電車で。近鉄信貴山口駅からケーブルカーに乗り換えて、急勾配を上がっていきます。
生駒のケーブルカーよりは地味かと(^^ゞ いつもケーブル切れたらどうなるんだろうと思いますねぇ。
高安駅で降り、バスに乗り換え10分弱でお寺の前に到着。
左:曇っていてあまりに寒いので、お昼はあったかい山菜そばと山菜いなり寿司にしました。余り期待してなかったんですが、これが意外とうまかった(^.^)
右:開運橋。「昭和六年十二月竣工」と刻まれる、珍しい形式の橋。平成19年7月に国の登録有形文化財に選定されました。
■信貴山 朝護孫子寺(しぎさん ちょうごそんしじ)■
「信貴山朝護孫子寺は、奈良県生駒郡平群町の信貴山頂付近にある信貴山真言宗の総本山である。真言宗十八本山のひとつで、聖徳太子の創建と伝えられる。本尊は毘沙門天王。大和国信貴山は毘沙門天王が日本で最初に出現した霊地で、毘沙門天王の総本山である。
聖徳太子が物部守屋と戦っているとき、この山中で、寅年、寅の日、寅の時刻に毘沙門天王が現れ、戦勝の秘法を授けたため聖徳太子は勝利したとされる。そのことから、太子自ら毘沙門天王の尊像を彫刻し祀って寺を建立したのが始まりである。すぐ近くに信貴山城があることから幾たびも戦に巻き込まれて堂宇を焼失しているが、多くの毘沙門天信者に支えられその都度再建されてきた。毎年初詣は多くの参拝者で賑わい、毘沙門天は商売繁盛の神様として多くの人の信仰を受けている。」(WEB上の説明より
左:赤門。寛政5年(1793)7月に再建。最近塗り替えられて、その名の如く真っ赤です。
右:赤門の前にどーんと巨大な張り子の寅。「世界一福寅」というそうです。電動で首だけ動いていました(^.^)
左:本堂。ご本尊は毘沙門天。幾度となく戦災に見舞われ、現在の本堂は昭和33年の再建。戒壇めぐりはやってみる価値ありです。暗闇の中を進む経験はなかなかできませんからね(^.^)
右:本堂そばにある経蔵堂。中央に回転できる「一切経」を納めた経厨子があり、一回転させる毎に「一切経」をすべて読誦したのと同じ功徳があると言われています。
左:多宝塔と飛倉館。多宝塔は元禄2年(1689)に建立、明治15年(1882)に修復されたそうです。
右:塔頭・成福院。融通尊を祀ってあります。ここのお守りを持てば、すべてに「融通」が効くとか(^.^)
左:塔頭・玉蔵院。日本一大地蔵と三重塔はあまりに真新しくて、ぶっちゃけけばけばしいかなぁ。
右:開運橋を渡って赤門に向かわず右へ行くと仁王門があります。大正11年(1922)に成福院鈴木恵照師の代にこの場所に移転したとか。
空鉢は今回しませんでした(時間的な理由と体力的な理由(^^ゞ)。それでも、この境内を隅々まで回ろうとすると、けっこうな運動になるかと思います。微妙に入り組んでいる館があるお寺ですしね。
ということで、ちょっと疲れたしお茶でもしようと、仁王門からちょっと先のところにある、「てぬき庵」というお店へ。
左:お店全景。大正12年築の古民家を改造してカフェとして営業しています。店内も木のぬくもりのある癒し系、マスターも癒し系、庭でほえるスタッフのわんこも癒し系と癒されまくりのいいお店(^.^)
右:無農薬有機栽培のコーヒーと、米粉を使った自家製チーズケーキ。癒されます(^.^) かなりのレベルでウマーです。リピートしたい確率100%。
今年は寅年ということで、毘沙門天王の奥秘仏が12年に一度御開帳される年。これは、7月にまたこのお寺に来なければいけなくなりました(^.^) その時には、前述のてぬき庵で、玄米膳か玄米粥食べたいですねぇ。
あ、忘れてましたけど、ちゃんと阪神タイガース優勝を祈願してきましたよ(^^ゞ
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