パラダイス・・・?

3連休の最後の日、舞台稽古もなく、他の用事もなしの完全休日。久々に温泉でもとちょっと遠出してるり渓温泉に行ってきました。
最初はるり渓をハイキングして温泉へ、と思いましたが、その辺は断念して日生中央駅から送迎バスで直接温泉へ。着いてしばらくしたら雨が降ってきたので結果的にはこの判断が正解でした。
まずは腹ごしらえとランチを「ベーカリーカフェガーデンズ」というお店で。パンもハンバーグもかなりウマー。900円でかなり満足。セットのコーヒーも美味でした。
で、ここのカフェから外に出ると・・・・potepoteparkというでかい看板が。ポテポテパーク? 2008年以降オープン予定という記載があります。
詳細はこのるり渓のブログにUPされてます。
どうも、昔「るり渓みどりと憩いの公園」という、カナダ・ビクトリア市の「ブッチャートガーデン」をモデルにつくられた有料の本格派高原型ガーデンだったのが、無料開放されてから荒れ放題で放置されていたのをこれから順次整備していこうということのようです。
ちょっと散策してみましたが、確かに荒れ放題。
20070717000825.jpg
ガーデンなのに、木や草の手入れはまったくとっていいほどされてませんでした。
20070717000835.jpg
水車小屋がありましたが、開放されておらず、中もなにか夜逃げでもしたかのように物が散乱。水車はサビサビ・・・。
とあるブログの紹介によると、「この木造の水車小屋は、京都市上高野で現役最古で働いていた製粉工場の水車を移転したものです。京都市北区上高野水車町の高野川沿いにある、二股虎治郎さん経営(当時)の工場の主役でもあり、大正5年ごろに建てられたもの。直系6mほどの鉄製の大型水車が、65本ものカシのきねを一斉に動かすという見事なものでした。これまで、薬草の粉砕をはじめ、線香の原料や清水焼の上薬に使う石の製粉などに活躍してきました。ところが、この工場敷地が国道367号線の道路拡張予定地に入ることになり、昭和60年(1985年)に取り壊される運命にあるました。このことが、京都新聞で「消える最後の水車」と大きく報じられたことから、町では、るり渓開発に生かそうと、二股さんに無償で譲り受けを交渉。「るり渓で利用されるのなら願ってもないこと」と、園部町への移設がスムーズに実現することになったものだそうです。2階はセミナールームとなっており、交流研修の場としてりようされています」
貴重なものなのに、荒れ放題とは・・・・。せっかくの好意がいかされてないぞ。
20070717000842.jpg
まったく友好に役立ってない「ネパール友好館」 彫刻が非常にすばらしく感心したんですが、これもちゃんとメンテされていないようで、木造ということもありかなり傷んでいるように見えました。
一番怖かったのがこれ。「石の動物園」
20070717000849.jpg 20070717000856.jpg
ものすごくシュールな絵になってます。なんの意図で置いたのかさっぱりわからない中途半端にリアルな彫刻の動物。はっきり言ってものすごく怖い。風雪にさらされているので、何かの遺跡かと思うくらいになってます・・・。
とまぁ、少しだけ回ったんですが、果たして整備がちゃんと完了するのか?と、心配になりました。グランドオープンってできるのだろうか・・・と。
人気もほとんどなく、なんか「千と千尋の神隠し」に出てきそうなあの間の世界みたいでした。ある意味、探偵ナイトスクープの「パラダイス」ネタにできそうな公園でした(^^)