鶴林寺その2・お盆休み6日目

鶴林寺、その2でございます(^_^)/
鐘楼 宝物館
左:鐘楼です。外見から袴をはいたように見えるので、袴腰造りと呼ばれています。応永14年(1407年)に建立されたとされ、梵鐘と共に重要文化財に指定されてます。
右:宝物館。拝観料に入館料が含まれているみたいですので、見ないと損です。
宝物館の受付にはお姉ちゃん一人しかおらず、お客も自分ひとり。そのお姉ちゃんは携帯いじくるのに夢中でお客に何の注意も払ってない。これはラッキーと思って、写真撮りまくりました。で、あらかた撮り終わったところで「撮影禁止」の文字に気がつきました・・・(^^ゞ フラッシュは焚いてないのでダメージは与えていないと思いますが・・・反省。
でも、ちょっとだけ公開(^^ゞ
聖徳太子像 釈迦三尊
左:聖徳太子像。
右:木造釈迦三尊像。重要文化財。
十一面観音・厨子 金銅聖観音
左:木造十一面観音立像と木造漆厨子。ともに重要文化財。
右:銅造聖観音立像。この像には伝説があり、盗人がこの像を溶かそうとしたがうまくいかず、腰のあたりを槌でたたくと、 「アイタタ!刀田へいのう、刀田へいのう」と声が聞こえたことから、「アイタタの観音さん」とも呼ばれています。重要文化財。
本堂の裏手には3つの塔頭があります。寺務所等が見当たらないので、この3院がお寺を管理しているものと思われます。
真光院01 真光院02
真光院。
宝生院 宝生院01
宝生院。
浄心院01 浄心院02
浄心院。
新薬師堂
新薬師堂です。新薬師堂は、江戸時代中期に建立されたとされ、本堂の薬師如来が秘仏であるため参拝者やってきても本堂の如来を目にすることができず、参拝者がいつでも拝めるように作ったといわています。
薬師三尊像
薬師三尊像(薬師如来、日光菩薩(右)、月光菩薩(左)) 薬師如来像の制作はもっと古いとの異論もあるそうです。
十二神将01 十二神将02
十二神将像。その中に有名なものがあります。
トリビア
これが有名な摩虎羅大将像。以前、「トリビアの泉」で「ウィンクしている仏像がある」として紹介されました。もともとは矢を持っていて、それが真っ直ぐどうかを見るために片目をつぶっているのです。
常行堂 太子堂
常行堂です。天台宗の代表的な修行の一つ、念仏を唱えながら歩き続ける常行三昧を行う堂として、現存最古だそうそうです。重要文化財。
右:国宝・太子堂は残念ながら修理中。足場にブルーシートのため、ほとんど見ることが出来ませんでした。これだけが悔いが残ります。
ほぼ貸しきり状態で、じっくりお寺を見ることが出来たのはすごくうれしかったです。拝観料は500円と少し高いですが、十分元は取れます。播磨の法隆寺といわれるだけはありますね。
おまけ
隣接する鶴林寺公園にはひっそりと蒸気機関車が展示されています。
C11331号-01 C11331号-02
C11形蒸気機関車です。C11331号のプレートが付いてます。保存状態は野ざらしの割にはかなりいいほうだと感じました。
バスの時間(一時間に1本しかないので乗り遅れるとヤバイ)が迫ってきたので、名残惜しいけどバスに乗って帰ることにしました。
太子堂だけ見ることが出来なかったので、また機会を作って訪れたいと思います。