プロローグ
今回一緒に舞台をする役者さんのカバンの中に一冊の赤い本が。何の本かと思ってよーーく見てみると「西国三十三所霊場納経帖」と書かれてありました。
聞いてみると、奈良国立博物館の特別展「西国三十三所―観音霊場の祈りと美」というのを見てきたそうで、いろいろ御開帳があるから西国霊場を巡るんだそうです。
早速調べてみると、「西国巡礼中興の祖・花山法皇の一千年御忌にあたり、平成20年9月1日から平成22年5月31日までの期間、一千年来初めて、西国三十三所全札所揃ってのご本尊ご開帳(西国三十三所結縁御開帳)が順次行われます。」とあるではないですか。
こうして、一千年御忌を迎えるときに西国巡礼を知ったのも何かの縁。寺好きなのだから何か目的を持って巡るのもいいだろうし。そう考えて、巡礼を開始することに決めました。
上記の特別展が今月の28日に終わってしまうので、わたしもまずはここからはじめようと久しぶりに奈良国立博物館へ向かいました。雨降ってましたが、この日しか回れる日がなかったもんで強行しました。月曜日に有休とってたんで、その日行こうと思ってたんですが、休館日というものを完全に失念しましたんで・・・(^^ゞ
左:本館入口。本館自らが重要文化財という由緒正しき博物館。
右:新館入口。特別展はこちらで開催されていますので、本館通り過ぎてこちらから入場します。
一つ一つ目に焼き付けるように展示品をじっくり2時間以上かけて鑑賞しました。いいですねぇ(^.^) こんなに一堂に展示されることはこの先ないかもしれないですからね。平常展のほうも仏像がいっぱい。あぁ、もうお腹いっぱい(^.^)
記念に図録も買いました。写真集だと思えば安いものです。ただ、かなり重たくてカバンがずっしり。ちょっと、持って帰るのに疲れました(^^ゞ
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