第六番札所 壷阪山 南法華寺(壷阪寺) 

■■第六番 壷阪山 南法華寺(壷阪寺)■■ 
        (つぼさかさん みなみほっけじ(つぼさかでら))
朱印   山号:壷阪山
   宗派:真言宗
   本尊:十一面千手観音菩薩
   開祖:弁基上人
   創建:大宝3年(703年)
   御詠歌:岩をたて 水をたたえて 壷阪の 庭のいさごも 浄土なるらん
  所在地:奈良県高市郡高取町壺阪3
  拝観料:600円
  拝観日:2008年9月22日
(概要)
南法華寺(みなみほっけじ)は、奈良県高市郡高取町にある真言宗の寺院。山号は壺阪山。一般には壺阪寺(つぼさかでら)の通称で知られる。
草創については不明な点が多いが、伝承によれば大宝3年(703年)に元興寺の弁基上人により開かれたとされる。京都の清水寺の北法華寺に対し南法華寺といい、長谷寺とともに古くから観音霊場として栄えた。
本尊十一面観音は眼病に霊験があるといわれ、お里・沢市の夫婦愛をうたった人形浄瑠璃『壺坂霊験記』の舞台としても有名。園内には養護盲老人ホーム慈母園がある。
先代住職のインドでの救ライ事業への尽力に対する返礼として贈られた「天竺渡来大観音像」は、大理石造り、高さ約20m、総重量1200トンの壮大なもの。その他、インド渡来のものとしては、石像大仏伝図、天竺渡来大石堂がある。(Wikipediaより)


webでこのお寺の事を見るたびに紹介される石仏、石像の数々。ものすごく気になってました。岡寺も近いので同じ日にまとめて巡ってみることにしました。後の予定もあり、早く駅に着いたのでバスもなく、タクシーで寺に向かいました。いきなり、楽しているような気が・・・(^^ゞ
講堂
タクシーを降りるともう寺の入口(写真右手)です。この大きな建物は大講堂。入口にどーーんと存在感を示しています。
山門 仁王像(左) 仁王像(右)
左:仁王門(山門)。室町時代のものだと書かれていたと思います。
中央、左:門内に立つ仁王様。ちょっと痛みが激しいような気がしますが・・・。
壷阪大佛
仁王門を抜けるといきなり眼に入る大釈迦如来石像(壷阪大佛)。普賢菩薩石像(400トン、総高15m)、文殊菩薩石像(高さ5m)、十一面千手観音石像(高さ5m) すべてインド花崗岩にてインドのカルカラ市の工房で6年をかけて製作されたもだとか。新しいなぁと思ってたら開眼は2007年と書いてありました。
灌頂堂  多宝塔
左:灌頂堂。平成15年(2005年)再建。内部には十一面千手観音(平安時代)と壷阪寺と縁の深い本多一族の像が安置されています。
右:多宝塔。平成12年(2002年)再建。内部には大日如来坐像(平安時代)が安置されています。
慈眼堂  三重塔
左:階段を上がって慈眼堂をくぐります。これも平成の再建です。堂というよりは門みたいですねぇ。
右:三重塔。室町時代の明応6年(1497年)の建立で、重要文化財。宝永7年(1710年)に大修理が行われたそうです。
礼堂  本堂左:礼堂。本堂は礼堂に密着して建っています。礼堂は本堂に祀られている「本尊」を礼拝するために造られたもので、室町時代中期以前の建立です。
右:本堂(八角円堂) 江戸時代の再建で、本尊が安置されています。礼堂、本堂とも重要文化財です。
千手千眼観世音菩薩
本尊十一面千手観音菩薩像。人形浄瑠璃『壺坂霊験記』[つぼさかれいげんき]にも描かれた本尊十一面千手観音像は眼病に霊験あらたかだといいます。ちなみに、眼病患者を救う観音を祀る寺として有名になったのは明治時代以降だそうです。
お里・沢市の像 めがね供養観音
左:お里・沢市像。夫婦愛を謳った浄瑠璃の主人公です。
右:めがね供養観音。これもインド渡来の観音様でいらなくなっためがねをここに持って行くと供養してくれます。
仏伝図リレーフ 仏足石
左:高さが10m、全長50mにも及ぶ世界にも比類ない仏伝図リレーフ。昭和61年に完成したもので、インドカルカラの古石を用いてインドで制作されたものです。
右:リレーフの場面場面の間にある仏足石。間接ごとにきれいに賽銭が並んでいるのを見ると、日本人らしいなぁと思う(^.^)
行者堂  中興堂
左:行者堂と右:中興堂。
天竺門  鐘楼
左:天竺へと続く天竺門。この先にでかい観音様と涅槃像が。わくわくしますねぇ(^.^)
右:その門のそばにあった鐘楼。
大観音石像  大涅槃石像
左:高さ20m、総重量1200トンの天竺渡来大観音石像。インドカルカラの3億年前の古石を用い、延べ人数約7万人の石工達の協力で4年7ヶ月の歳月をかけ完成しました。わたし・・・不謹慎ながらドラクエⅣの魔神像を思い出しました・・・。動きそうですもん(^^ゞ
右:全長8mの天竺渡来大涅槃石像。これも観音様と同じ方法で作られたそうです。
印相なのかな
なんだかよくわからないけど・・・印相なのかな?ここだけだとまるでパラダイスな風景(^.^)
七福神石像  高僧石像
右:奥にあった七福神石像。以前は礼堂の前にあったらしいです。
左:さらにその奥にあった高僧石像。ずらーーーっと並んでいるのはちょっと・・・(^^ゞ
大石堂  大石堂内部
左:天竺渡来大石堂。インド・アジャルタ石窟寺院をモデルにして延べ12万人の日本・インドの人々によって造られた総重量1500トンおよぶ石堂です。
右:その内部。石仏、一字金輪曼陀羅、大仏舎利塔が安置されています。ちなみにこのお堂は納骨堂だったりします。
境内  寺全景(シュールだなぁ)
右が境内。左が観音様のあるところから見た全景。石造りのものが全部浮いている気がしますねぇ。なんか、ミスマッチの極みの様なお寺です(^.^)
有る意味テーマパークのようなネタ満載の霊場。すごいというかなんというか・・・。福祉活動をしているのは分かるけど、その成果だといってこのような石像物を造る理由がいまいちよく分かりませんね。
このお寺の先に五百羅漢、高取城跡などの名所もあるのでまた機会を見つけて訪れたいです。そしたらまた石像が増えているかも・・・(^.^)