丹後 寺社巡り

29日からGWに突入しました。30日は平日ですが、有給取得日とかで会社から休めといわれてますので、素直にその指示に従います(^.^)
世の中、そうそう休みの人も多くなかろうと思い、ちょうど御開帳中の28番札所 成相寺、29番札所 松尾寺に行くことにしました。せっかく行くのだから、他のお寺や神社、そして日本三景の一つ、天橋立もじっくり見てきました。
やはり、世の中の人すべてが休みではないようで、どこも空いてました。当然高速道路もがらすき。まぁ、これは普段から混んでいないところを走ったんですけどね。まったりゆっくり巡ることができ、今日来てよかったぁと、実感(^.^)
朝の7時に家を出て、9時前に天橋立の横にある智恩寺に到着。
「京都府宮津市文珠(もんじゅ)、天橋立(あまのはしだて)桟橋の近くにある臨済宗妙心寺派の寺。山号は天橋山(てんきょうざん)。本尊文殊菩薩(もんじゅぼさつ)は日本三文殊の一つといわれる。
通称切戸(きれと)の文殊、九世戸(くせど)の文殊とよばれる。創建年代は明らかではないが、一説に808年(大同3)平城(へいぜい)天皇の勅願によって創建されたという。嘉暦(かりゃく)年中(1326~29)嵩山(すうざん)が禅寺に改めたと伝える。寛永(かんえい)年中(1624~44)宮津藩主京極高広(きょうごくたかひろ)が別源(べつげん)を招いて再興させた。多宝塔(国重要文化財)は1500年(明応9)の造立。文殊堂本尊の文殊菩薩像・脇侍(きょうじ)善財童子・優(うてん)王像は鎌倉時代の作で、国重要文化財。徹書記(てつしょき)の筆といわれる仮名縁起1巻、1486年(文明18)の九世戸智恩寺幹縁疏(かんえんそ)1巻など寺史を語る文書がある。また境内には和泉(いずみ)式部の歌塚、智恵の輪灯籠(ちえのわとうろう)、マリア灯籠などがある。 」yahoo!百科事典より
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左:見事な山門。掛け7年に及ぶ工事を経て、明和4年(1767)9月に上棟。再建にあたって後桜町天皇から黄金を下賜されたことによって「黄金閣」と称されています。
右:文殊堂。平成9年から11年までのあしかけ3年をかけて保存修理工事が行われています。
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境内にいた人懐っこいぬこ(^.^) かわいすぎます。
智恩寺から、橋を渡ればすぐに天橋立。さすがは、日本三景の一つ。宮島は去年行ったし、仙台出張で、松島に行っておけば、日本三景コンプリートだったのに・・・と、いまさらながら悔やまれます(^.^)
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左:夏は海水浴場になるみたいです。長い砂浜が続きます。
右:日本名水百選に選ばれている「磯清水」。四方を海に囲まれた場所にもかかわらず少しも塩味を含んでいないことから古来不思議な名水とし、「長寿の霊泉」とされています。
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左:天橋立 松並木。 右:千貫松。老木ですが貫禄たっぷり。
天橋立を中ほどまで行って、引き返しました。渡りきる気は毛頭ございません(^.^)
智恩寺側から対岸の成相寺に向かいます。車で15分くらい。細い道をくねくね上がると到着します。
「京都府宮津市成相寺にある寺。高野山真言(こうやさんしんごん)宗の別格本山。山号は成相山。本尊は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)。西国(さいごく)三十三所第二十八番観音札所。
橋立観音(はしだてかんのん)と称される。704年(慶雲1)真応上人(しんおうしょうにん)が文武(もんむ)天皇の勅願により日本三景の一つ天橋立(あまのはしだて)を眼下に見下ろすこの地の風景を賞して開創したという。」(yahoo!百科事典より)
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左:本堂は安永3年(1774年)の建築で、京都府文化財に指定されています。本尊は聖観世音菩薩。
右:鎌倉時代の形式をそのままに復元した五重塔で平成17年に落慶。
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左:八重桜にシャクナゲ・・・この時期はいっぱい花が咲いています。
右:本堂から車で約5分の山頂に「日本一のパノラマ展望所」があります。日本一を誇るだけあって、ここからの眺望は見事です。
成相寺から下る途中のお土産物屋さんで無料のコーヒー(駐車場を利用した人に無料件を配っている)を頂きほっと一息。郷土資料館と復元された農家を見学し、近くにある元伊勢籠神社へ。
「籠神社(このじんじゃ、こもりじんじゃ)は、京都府宮津市の天橋立の近くにある神社である。式内社(名神大)、丹後国一宮で、旧社格は国幣中社(現、神社本庁の別表神社)。元伊勢の一つであり、元伊勢籠神社とも称する。別称 元伊勢根本宮、内宮元宮、籠守大権現、籠宮大明神。」(Wikipediaより)
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結構、参拝者は多かったです。右の庭は「御生れ(みあれ)の庭」 水琴窟もありました。
 
奥宮の真名井神社にも行きたかったんですが、時間も時間ですので次の目的地、松尾寺へ。宮津から舞鶴まで、1時間半くらいで到着。
「松尾寺(まつのおでら)は、京都府舞鶴市にある真言宗醍醐派の寺院。西国三十三箇所第29番札所。寺伝によれば、中国から渡来した威光上人が慶雲5年(708年)ここに草庵を結び馬頭観音像を安置したのが創始とされている。」Wikipediaより)
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左:本堂。本尊は馬頭観世音菩薩。なんとも荒々しい感じのする仏様です。
右:この木は元永2年(1119年)に鳥羽天皇が手植えした銀杏と伝えられているそうです。
国宝である普賢延命菩薩像をはじめとする文化財は、宝物殿に収められ、春と秋に公開されています。拝観料は800円と少々お高いですが、見る価値はありますよ。
天気もよかったし、初夏のドライブもかねて、十分堪能してきました。景色もいいし、2時間程度で来れるんだから、何度でも訪れたいところでありますな(^.^)