大和民俗公園とか矢田寺とか その1

梅雨が始まったと思ったら、すぐに中休み。いい天気だし、ちょうど見ごろだろうと、アジサイを見に行くことに。
関西でアジサイといえば矢田寺。毎年行ってますので、今年もここに行くことにしました。
近鉄郡山駅からバスで矢田寺・・・・に行くのではなく、矢田東山というバス停で降りて、まずは大和民俗公園を散策することにしました。
「大和民俗公園は、26.6haの広大な敷地を有し、自然との共生の場「里山」を活かしつつ「みんぱく梅林」「みんぱくしょうぶ園」ほか、四季折々の草花や、森林浴を楽しんでいただけるよう整備されています。
昔懐かしい江戸時代の民家15棟が「町屋」「国中(奈良盆地)」「宇陀・東山」「吉野」の4ブロックに分けて移築復原されており、自由に見学できます。」(オフィシャルHPの説明より)
この公園は広いし、緑豊かで変化に富んでいるし、博物館以外は駐車場を含めて無料だし、いいとこづくめ。子供連れなんかだと丸一日ここで過ごせそうなくらいです。
今年はまだ菖蒲を見ていないので、まだ咲いているかなと、菖蒲園に行ってみました。
菖蒲001  菖蒲002
だいぶへたっていましたが、それでもかなりの数が咲いていました。間に合ってよかったです(^.^)
移築復原された江戸時代の民家もチェックしておきます。これだけのものが拝観料も取らず、すべて無料で見ることができるっていうのもすごい。維持管理費用だけでも徴収すればいいのに。わたしは喜んで払いますよ。
全部の写真は撮っていないので一部だけ。
民俗博001  民俗博002
旧萩原家と旧赤土家離座敷。屋内も一枚撮っておきました。
民俗博003  民俗博004
旧八重川家。軒の梁がすごいですねぇ。
民俗博005  民俗博006
旧前坊家と旧木村家。
もっと公園を散策したいところですが、今日のメインはやはりアジサイ。またゆっくり来るとして、公演を後にします。
さて、矢田寺に向かう途中、矢田町横山集落の北東部にある神社が鎮座しています。その名も「矢田坐久志玉比古神社」 読めねぇと仰る方(わたしもですが(^^ゞ)にひらがなで書くと「やたにますくしたまひこじんじゃ」
「祭神は物部氏の祖神といわれる櫛玉饒速日[くしたまにぎはやひ]神。天磐船[あめのいわふね]で降臨の際に3本の矢を放ち、2の矢が落ちた所という。航空の神とされ、旅行の安全祈願に訪れる人も多い。春日造の本殿(重要文化財)は室町時代の建築で、楼門にはプロペラも奉納。物部氏との関係から、付近を邪馬台国とする説もある。 」(Web上の説明より)
矢田坐久志玉比古神社001  矢田坐久志玉比古神社002
左:楼門。饒速日尊が天磐船に乗って空を翔た事から飛行機の神としても祀られプロペラも奉納されてます。このプロペラは昭和18年、大日本飛行協会大阪支部から奉納された中島飛行機製の陸軍九一戦闘機のもの。
右:この中門の奥に重要文化財である本殿があります。
ちょっと長くなりましたので、アジサイは次回。楽しみにしていてくださいな(^.^)/