出張だけど北海道観光 その2

その2の始まり始まり(^.^)
中島公園から大通りに戻ってきて、札幌といえばここですやんというという超有名な名所へ向かいます。
■札幌時計台■
「札幌市時計台(さっぽろしとけいだい)は、北海道札幌市中央区北1条西2丁目にある建築物である。国の重要文化財。正式名称「旧札幌農学校演武場(きゅうさっぽろのうがっこうえんぶじょう)」、通称「札幌時計台(さっぽろとけいだい)」。単に「時計台」と呼ばれることもある。
建設当初は大時計を設置せず、鐘楼に工部省東京工場製の鐘が吊るされていた。綱を引いて鐘を鳴らす仕組みだったが、時報の正確性に欠くことや振動により実験に支障をきたすことから1881年6月に塔部分を新築し、ハワード製の時打重錘振子式四面時計(製造番号738)が設置された。
周囲をビルに囲まれており、その景観から沖縄県の守礼門、高知県の播磨屋橋と並び日本三大がっかりと称されることもある。」(Wikipediaより)
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左:ビルに囲まれ、樹木に囲まれ、近づかないと全体が見えません。しかも、撮影スポットを知らなければ、全体をきちんと取る事が出来ないという・・・。
右:1階。今は展示室ですが、もともとは研究室、講義室、動植物や鉱物の標本展示室として使われていました。一時は図書館としても使われていたとか。
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左:2階。兵式訓練や体育の授業などの屋内体育館や中央講堂として使用されていました。額の書は岩倉具視だそうです。
右:時計台に機械時計と同じハワード社製の時計が展示されていました。
たしかに、過大な期待をして時計台を訪れると、がっかりすること間違いないかもしれませんね。目立ちませんもん・・・この建物(^_^;) でも、建物の価値としては重要文化財指定されていることからも、一級品であることは間違いないので、200円払う価値はあると思います。
次の目的地に・・・と思って歩き始めた途端に、いきなりの土砂降り。これはやばいと思い、地下街に避難しました。しばらく待ちましたが、やみそうにないので、ちょうどお昼でもあったので、ご飯でも食べて様子を見ることにします。
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アピアという地下街にあった「寶龍」というラーメン屋さん。当然のごとく味噌ラーメン(700円)を注文。半チャーハンもつけてみました。味は・・・・うん、味噌ラーメンだ(^.^) ちじれ麺も久々で、まぁまぁ・・・かな?
そうこうしているうちに小降りになってきました。これ以上は待てないので、目的地の順番を変えて観光再会します。
札幌駅から北海道大学へ歩いて10分ほど。ちょうど向かいに、ぽつんと歴史的建造物がありました。
■清華亭(せいかてい)■
「明治13年6月、開拓使の貴賓接待所として建てられた清華亭は、翌14年明治天皇が札幌に行幸の際にご休憩された由緒ある建物です。 設計・監督は、開拓使工業局が担当し、札幌市最初の公園である「偕楽園」の中に建てられました。建築様式は全般的に米国風ですが、開拓使建築系列の後期に見られる一つの特徴として、内部には洋間に接して和室も設けられており、和洋折衷の建物となっています。
清華亭は札幌市の開拓の歴史をしのぶ建物であり、また、周辺は昔から子どもの遊び場として利用されるなど、市民生活になじみの深い場所となっています。」(WEB上の説明より)
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左:児童公園のそばにあり、道路から一段低いところにあるうえに、木々に阻まれて、まったく目立ちません。最初通り過ぎてしまいました(^_^;)
右:玄関はこちら。木造の小さな建物で外観は洋風。
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左:洋間。シャンデリアもメダリオンも立派でした。
右:洋間の隣に和室。まさに和洋折衷。大きな部屋はこの二部屋しかありません。床の間には明治天皇が読んだ和歌が掛け軸としてかけられていました。
清華亭を出たら、すっかり雨も上がっていました。今日のノルマを果たすべく札幌駅へ戻ります。次なる目的地はサッポロビール園・・・の中にあるビール博物館。
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札幌駅北側のバスターミナルから、直通バスに乗って5分程度でビール園に到着します。
■サッポロビール博物館■
「サッポロビール博物館(サッポロビールはくぶつかん)は、北海道札幌市、サッポロガーデンパーク内に位置する博物館。日本で唯一のビール博物館であり、北海道遺産の一つにも指定されている。1987年7月開館、もともとは1890年に札幌製糖会社の工場として建設された赤レンガの建造物を利用したもの。建物にはサッポロビール園が併設されている。
施設内は赤レンガ造3階建て。入場は無料で、エレベーターで3階へ上ったのち、1階ずつ下って見学する形となっている。見学は自由で、見学ツアーが係員によって実施されている。館内は開拓使麦酒醸造所の誕生からサッポロビール株式会社にいたるまでの歴史や、それに携わった黒田清隆らの紹介をパネル展示により行っている。そのほか、主に第二次世界大戦前のビール瓶、ポスター、看板、旧醸造所や施設全体のミニチュア模型も展示、札幌市のビールを中心とした産業の移り変わりや実際に醸造に使用した器具も展示するなどしている。」(Wikipediaより)
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左:博物館の前に、大麦とホップが栽培されていました。復元された開拓使麦酒醸造所開業式の際の樽が積み上げられ、「麦とホップを製す連者(れば)ビイルとゆふ酒になる」と白ペンキで書かれています。
右:見事な赤レンガ。重厚な建物ですね。ここまで立派だとは、うれしい誤算。
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左:ビールの歴史やサッポロビールの取り組みなどをご紹介する展示しています。
右:ビールの仕込み時に麦汁を煮立たせる際、実際に使用されていたウォルトパンと呼ばれる巨大な煮沸釜が展示されています。全高はおよそ10メートル、大きさに圧倒されます。
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左:昔の看板やビール瓶が展示されていました。
右:2階のミュージアムバーは営業していませんでした。ていうか、閉鎖されているようで、歴代のなつかしいポスターが展示されているのみ。
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左:1階のスターホールで有料ですがビールの試飲が出来ます。イスに五芒星があるのが、芸が細かくて感動しました(^.^)
右:3種類のみくらべセット(500円)。左から黒ラベル、クラシック(北海道限定)、開拓使麦酒(創業当時の味を再現したビール)。開拓使麦酒がかなり気に入りました。
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左:ガーデングリルの前に巨大な釜の上部が展示されてました。
右:園内に蒸気機関車まで! 9600系蒸気機関車でナンバーは9643。日曹炭鉱天塩鉱業所で使用されたものだそうです。
園内でジンギスカンも食べられるんですが、ここで食べる予定はないので、直通バスに乗って札幌駅まで戻ります。
その2はここまで。まだ初日分が続きます(^.^)/