岡山観光 その1

11月3日。旅行に行くにはもってこいのいい天気。電車に揺られて倉敷まで。新快速と快速、普通と新幹線やバスを使わず在来線で岡山に行く人もそうはいまい(^.^) トータル2時間半。意外と早いと感じたりして。
倉敷駅を降りると12時。チボリ公園の正面にあるからくり時計がちょうど動いていて、からくりの踊りと音楽で出迎えてくたような気分になった。
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ここで普通の人なら直接美観地区に向かうところですが、そこはへそ曲がりなのかあまのじゃくなのか商店街を抜けて鶴形山公園という美観地区の北側を抜けて真逆から攻めるルートで行くことに決定。
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まずは観龍寺。このお寺は長州藩の一味が倉敷の商人から物資を調達するために陣屋を設けたといわれるお寺で、本門左の小門の鴨居には槍で突いた跡が残っています。
とことこ歩いて阿智神社へ。ここでは親切(?)なおっちゃんが神社や歴史などなどを頼みもしなかったのに延々と語ってくれました。観光地にはこんなおっちゃんよくいますよね? でも、そのおかげで「磐座(いわくら)(倉敷では磐境(いわさか)」が奥にあることを教えてもらえました。「磐座」とは祭事のとき神が降臨するといわれ、神として祭られた大石のことです。
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御影石の一枚岩でできている階段は下から「米寿坂・長寿八八段」「還暦坂・健康六一段」「厄除坂・開運三三段」と書かれています。逆からいったのでこの階段下ってしまいました・・・。右が「鶴石」とよばれる磐座。あまりの迫力と神々しさに手を合わさずにはいられませんでした。奥にあるのが本殿。
阿智神社を降りたとところが「本町・東町」一帯で屋造の町家が立ち並ぶ、庶民的な雰囲気の漂う町並みとなっています。美観地区とは一味も二味も違う、落ち着いた雰囲気がいい感じです。
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そんな街中で、にゃんこ発見。実にいい構図で写真取れてちょっとうれしい。
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次に倉敷アイビースクエアへ。これも普通とは逆の入り口から入ったので、マップがなく中で迷子になりそうでした。ここは元倉敷紡績の工場跡地をそのまま利用したもので、全体が赤いレンガで作られていてそれに緑色の蔦が絡まってい赤色と緑色のコントラストがとても綺麗な場所です。ホテルや結婚式場もあって、古いものと新しいものとの調和のようなものを感じとることができるところです。人がいなければ落ち着くんでしょうけど、観光地なので人がうじゃうじゃ・・・。
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立派な入り口・・・・といっても、こちらはホテル。間違えて入ってしまいました(^^ゞ スクエア内の入り口はその右手にあります。クリスマスツリー・・・・もう来月はクリスマスなんだんだなぁと実感。
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メタセコイアがすさまじく立派です。ここだけ見ると日本とは思えない。レンガに蔦。実にいいコントラスト。
スクエア内にある「倉紡記念館」はかなりお勧めです。倉敷紡績の明治時代からの史料を年代別に展示してあり、わが国の繊維産業の歩みを知る事ができます。期待せずに入りましたが、意外や意外、かなりおもしろかったです。
その1はここで終了。その2は倉敷辺パート2です。