旧ハンター住宅 

王子動物園に行ったのは、実はこちらが本命だといっては過言ではない、旧ハンター邸の特別公開。年3回の公開のうち、桜の中で桜と一緒に見ることができるのはこの4月の公開のみ。
桜に囲まれた異人館。それは見に来てよかったと思わせるのに十分な美しさでした。
■旧ハンター住宅■
「旧ハンター住宅(きゅうハンターじゅうたく)は兵庫県神戸市灘区の王子動物園内にある異人館。1889年頃の建立。1966年6月11日に国の重要文化財に指定されている。現存する異人館の中では最大級であり、明治時代の最も優れた洋風建築の一つと評価されている。
1889年(明治22年)頃ドイツ人のA.グレッピーがイギリス人技師に依頼して、現在の神戸外国倶楽部(神戸市中央区北野町4-15-1)がある場所に建てたものとされている。1890年(明治23年)に建築届が出されている。設計者についてはA.N.ハンセル (Alexander Nelson Hansel)とする説もあるが確証はない。
1907年頃にイギリス人実業家エドワード・ハズレット・ハンター(Edward Hazlett Hunter)が購入し、神戸市中央区北野町3丁目130番地に移築、改造した。ハンターは当時の日本で造船、鉄鋼などの事業を手がけ、日立造船の前身の会社を興した人物である。住宅は移築時に大幅な改造が行われ、開放されていたベランダに当時貴重な窓ガラスが全面に嵌め込まれ、現在の特徴的な外観となった。その後1963年に北野町から王子動物園に移築され、国の重要文化財として保存処置が講じられている。北野町には在りし日の名残でハンター坂という地名がある。
1984年発行の郵便記念切手「近代洋風建築シリーズ」の図案になっている。」(Wikipediaより)
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左:創建時にはベランダは開放ででしたが、日本の風土に適さないために当時貴重だった窓ガラスがはめ込まれました。
右:建物後方から。北西の塔屋部分に切妻破風が見えます。
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左:1階・中廊下。
右:1階・応接室。
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左:1階・食堂。ピアノが置いてあります。マントルピースがめちゃ立派。
右:1階・ベランダ。窓が大きくてとっても明るい。
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左:踊り場のバランス窓には、英国から取り寄せたステンドグラスが使われています。
右:2階・寝室。でも、ベットはなくて、居間のようにして展示してありました。
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左:2階・寝室。重厚なテーブルがどーんと置いてあります。
右:2階・寝室。とんでもなく高そうなタンス?が。
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左:2階・居間。このイスに座ってくつろぎたいなぁ(^_^)
右:2階・ベランダ。桜がきれいだわ。
ほんとに裕福な異人さんが住んでたんだなぁと思いますねぇ。それほど立派でした。
実は神戸に住んでいて、異人館はほとんど行った事がないんです。なんせデートスポットですから、カップルを見るのが辛かったもんで(^_^;)
でも、これを機会に、一度全部巡ってみようと思います。ただ・・・公開されている全館見ようとすると、結構な料金になるし、1日で23館は不可能なので、ぼちぼち回っていこうかと。なんせ、地元ですからね(^_^)