今井町並み散歩 その2
その2もボリューム満点。とはいえ、これでもだいぶ絞ってUPしてるんだけどね(^.^)
■高木家住宅(重要文化財)■
「高木家は、屋号を「大東の四条屋」といい、酒造業を営んでいた。この建物は、切り妻造本瓦葺平入2階建てで、全面の格子は木割が細かく、吹き寄せの所もあり、幕末の家らしい。質、保存がよく、幕末期の2階の発達した今井町上層民家の好例である。」(WEB上の説明より)
なんか落ち着く感じです。箱階段が見えますね。
■中橋家住宅(重要文化財)■
「称念寺東方斜め筋向かいの御堂筋北側に面する中規模な民家です。切妻造、本瓦葺、平入りで、道に面した側面は白壁、下部板壁となっています。内部は、西側を土間、東側に六室をとっています。当家はかなり早い時期の一般的持家層の好例といえましょう。また、19世紀前半頃に正面上部に低い「つし2階」が増築されました。」(webの説明より)
残念ながら内部は非公開。見てみたかったなぁ・・・・。
南口門。寺内町9つの門のうち唯一復元されています。
■称念寺■
「称念寺は中世末、寺内町として成立した今井町の中核となった寺院で、寺内町の形成、発展を支える町政全般の拠点でありました。
本堂は17世紀初期頃に建設されたもので、外廻りに角柱を並べた大規模真宗寺院の特徴をよく表した建物です。屋根は大きな入母屋造本瓦葺で東面しています。付属建物も数多く存在し、明治10年、天皇の畝傍御陵行幸のとき行在所となりました。
また、同敷地内には市指定文化財の太鼓楼、庫裡・客殿、対面所もあります。」(WEB上の説明より)
左:太鼓櫓(左)は市指定文化財。ほかにも、庫裡、客電、対面所も同じく市指定文化財。
右:本堂は重要文化財。倒壊寸前でしたが、2010年より10億円をかけて解体修理が行われています。
■豊田家住宅(重要文化財)■
「豊田家は、もと、西の木屋(材木商、牧村家)で大名貸しや藩の蔵元等をつとめた。建物は寛文2年(1662)のもので、屋根は入母造本瓦葺、軒は高く、2階は出桁造、2階正面壁に、丸に木の字の紋があり、外観は今西家と同じように豪壮で古い手法が見られ今井町における上層町家の優れた好例である。」(WEB上の説明より)
左:丸に木の寺の紋がめっちゃ目立ちます。
右:屋内。趣がありますなぁ。
■今西家住宅(重要文化財)■
「今西家は今井町に現存する民家で最も古い建物です。代々司法権と行政権を司る家柄で、広い土間はお白洲(しらす)に見立てられています。
今西家は代々今井町の惣年寄を務めた家柄です。今井町は江戸時代に入っても幕府から自治権を認められていました。そのため、今西家が司法権、行政権を司り、町内のもめごとの解決をしていました。広い土間は時代劇に登場するような「お白洲」に見立てられ、簡単な裁判が行われていたようです。
1650年に建てられた民家で、城郭のような構造のため別名「八つ棟造り」と呼ばれる重厚な建物です」(WEB上の説明より)
左:ここは別格なくらい大きなお屋敷でした。
右:土間も広すぎ。土間だけで家が建ちそうな広さ。
左:すべての造りが重厚な感じがします。
右:庭も広いですねぇ。
■旧高市郡教育博物館(今井まちなみ交流センター「華甍」)■
「左右対称に翼廊[よくろう]が付いた美しい明治建築で、かつての旧高市郡教育博物館。館内では各種資料で今井の歴史や建築を紹介。映像シアターもある。県指定文化財。」(WEB上の説明より)
左:モダンな建物も大好きです(^.^)
右:今井町復元模型や豊田家住宅の模型などの展示がありました。
次に町並みの写真をいくつか。つくづくデジカメでよかったなぁと思いますわ。フィルムだったら何本使ったことやら。
左:今井町を400年以上も見守っている、蘇武橋(そぶはし)の榎。
右:映画のセットかと思う。
右:環濠が復元されていました。中央の大きな家が今西家住宅。
左:こんな長屋なら住んでみたい。
右:勉強ができる子になりそうな塾(^.^)
富田林の寺内町もすごいけど、それ以上だと思った今井町。これは一度の訪問で満足するのはもったいないので、また来たいですね。
次は気候のいい秋に来ようかな。隅々までまた歩いて散策しよう(^.^)
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