京の冬の旅・2013 その4「慈照院・大聖寺・三時知恩寺」

大聖寺が3月1日からの公開なので、それを待って京の冬の旅・第2弾を敢行しました(^.^)
まずは地下鉄鞍馬駅からすぐにある、相国寺・慈照院へ行きます。
■慈照院■
「相国寺の塔頭寺院で、足利八代将軍義政や桂宮家の菩提所。桂宮の御学問所であった書院「棲碧軒(せいへきけん)」は、腰高障子や繊細な欄間(らんま)など桂離宮「古書院」と同じ材や建築法で造られたもの。
また茶室「頤神室(いしんしつ)」には、茶人・千宗旦(せんのそうたん)に化けた狐の伝説を伝える「宗旦狐」の軸が掛けられ、首を千利休のものとすげ替えることのできる布袋(ほてい)像が安置されている。苔むした露地や、客殿前の「陸船松(りくせんしょう)」と石組が見事な枯山水庭園も閑雅な風情を見せている。」(WEB上の説明より)
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左:山門。右:山門から客殿、書院へは枯山水の庭が続きます。
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左:客殿前の枯山水庭園。
右:船を形どったといわれる見事な「陸船松」。樹齢300年以上とか。
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書院前の庭園。ここに茶室「頤神室」(いしんしつ)があります。
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左:建物の間にあった庭。蛙の置物がかわいい。
右:建物の内部は残念ながら撮影禁止。庭はオッケーだったのでよかったけど。
次は大聖寺へGO(^.^)
■大聖寺■
「室町幕府の「花の御所」跡に建つ格式高い尼門跡寺院で、歴代24代の内親王が住持を務めたことから「御寺(おてらの)御所」と呼ばれた。東京青山御所から移築された本堂は「瑞鳥瑞花」の華麗な障壁画で飾られ、かんざし灯籠を配した江戸中期の御所風の枯山水庭園が広がる。「宮御殿」とも呼ばれる書院には、望月玉川(もちづきぎょくせん)筆「秋草に鹿図」「波に鶴図」などの優美な襖絵が残されている。また、明治天皇の御椅子や皇室ゆかりの洋装の御所人形も特別展示される。」(公式サイトより)
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ここはすべて撮影禁止。うーーーん、残念だ(^_^;)
最期に、三時知恩寺へ(^.^)
■三時知恩寺■
「浄土宗の尼門跡寺院である。  14世紀半ば、後光厳天皇皇女見子内親王の創立に始まる。内親王は深く仏教に帰依し、宮中に安置された唐より招来の善導大師像をたまわり、当寺の本尊とされた。  崇光院帝の旧御所を当寺にたまわり、よって入江御所と称された。称光天皇皇女了山尼公も入寺された。
後柏原天皇は厚く浄土教に帰依され、昼夜六時の勤行のうち、昼の三時(みとき)はこの寺にて勤修するようとの勅命によって寺号を三時知恩寺という。以来、皇女が相次ぎ入室され明治維新に及ぶ。天明8年(1788)の大火に堂宇は焼失し、現在の堂宇は桃園天皇皇女御恭礼門院の旧殿をたまわり再建されたものである。」(WEB上の説明より)
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ここもすべて撮影禁止。壁のベンガラがきれいでした(^.^)
ちなみに、慈照院は19年ぶり、大聖寺は27年ぶり、三時知恩寺は7年ぶりの公開になっています。
レアなお寺はだいたい撮影禁止。だから、目に焼き付けておかないと、次はいつ見られるかわかんないからね(^.^)