枚方市立旧田中家鋳物民俗資料館に行ってきた(^.^)

2019年10月5日

関西文化の日なので、どっかいいところないかなぁ・・・とサイトのリストを眺めていて、なんとなくピン!ときて選んでいったのがここ。

「国内でただ一つ、江戸時代の姿のままで残る鋳物工場」と言うフレーズに惹かれまして、早速行って見ました。
JR片町線藤坂駅で降りて歩くこと5分程度で到着。駅からは近いが、その駅までが遠かった・・・・。枚方市って意外と遠いのね(^_^;)

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左:入口到着。すごく静か・・・・ていうか、お客さんほとんどいなかったし(^_^;)
右:弥生時代の移築住居跡。長尾西遺跡で発掘された弥生時代後期の実物之住居跡。方形住居の約半分をとどめるだけですが、炭化材が残っていたため、地面から切り取って移設しました・・・・と説明文がありました。説明文がなかったらなんだかさっぱりわからん(^_^;)

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弥生時代の復元住居。田口山遺跡で発掘された弥生時代中期の竪穴住居跡をモデルに復元したそうです。ワンルーム囲炉裏付き(^.^)

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左:旧田中家鋳物工場(大阪府指定有形文化財)。江戸時代の貴重な鋳物工場で昭和40年頃まで創業していたそうです。
右:内部展示は鋳物や鋳物師に関する資料です。正面の筒状のものはこしき炉(溶解炉)といいます。

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左:踏鞴(たたら)。鋳物工場では踏鞴を使って風を送ることで、炉内の温度をあげていました。
右:鋳物資料がいっぱい。結構ボリュームありました。

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左:田中家住宅(大阪府指定有形文化財)。元文4年頃(1739)に建てられたようです。火を使うため、防火目的で屋根に瓦が葺かれていたのが周辺の家屋と違うところだそうです。
右:家の間取りなどは周辺民家とほとんどかわらない「田の字つくり」となっています。土間には炊事場があり、煮炊きといった調理はカマドで行っていました。

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むかしの枚方市内で使われていた生活用具などを展示しています。畳の部屋はやはり落ち着きますな(^.^)

「鋳物づくり」ができる体験工房もありましたので、次回訪れたときには、「鋳物づくり」「彫金」や「七宝焼」南下を体験してみたいなと思います。

ここまでの施設がただで見られるとは・・・・なかなかよろしいですな\(^o^)/