静岡観光 その5 (掛川城)

2019年5月24日

御殿のあとは本格的に城攻め。天守閣に登りたいと思います\(^o^)/

■掛川城■
「室町時代、駿河の守護大名今川氏が遠江進出を狙い、家臣の朝比奈氏に命じて築城させたのが掛川城のはじまりです。
戦国時代には、山内一豊が城主として10年間在城しました。働き盛りの一豊は大規模な城郭修築を行い、天守閣、大手門を建設するとともに、城下町の整備や大井川の治水工事などに力を注ぎました。掛川は、一豊の人生にとって大きな意味をもつ土地であり、高知城は掛川城を模して作られたとも伝えられています。
現在の掛川城は、平成6年(1994年)4月に「東海の名城」と呼ばれた美しさそのままに、日本初の「本格木造天守閣」として復元されたものです。
掛川城周辺には、四季桜、しだれ桜、ソメイヨシノが約130本植えられており、毎年春には多くの人の目を楽しませています。」(WEB上の説明より)

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左:大手門は天守閣に続いて平成7年(1995年)に復元されたものです。
右:大手門番所。嘉永7年(1854年)の大地震で倒壊後、安政6年(1859年)に再現されたもので、市指定文化財。

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左:本丸広場より天守閣を望む。
右:太鼓櫓。昭和30年(1955)に三の丸から荒和布(あらめ)櫓のあった現在の位置に改築の上、移築されました。こちらも市指定文化財。

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左:外観3層、内部4階の復元天守。
右:日本初の木造再建天守の1階。 建築材としては、樹齢300 年を越える青森ヒバが選ばれ、内装の細部にまでふんだんに使用されています。

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左:鉄砲狭間に石落とし。
右:天守2階。天守閣に据えられた鯱のレプリカが展示されています。

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天守4階とそこからの眺め。結構な景色ですなぁ(^.^)

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左:四足門。調査では門の跡は見つからなかったが、正保城絵図を元に復元されました。
右:十露盤(そろばん)堀。水が溜まった部分がそろばんの箱のように見えることからそう呼ばれているそうな。

山内一豊が高知へ行った際に掛川城を真似て高知城の天守閣を建てたとか。掛川城天守の復元に際して、高知城を参考に設計したそうです。
資料が残っている幕末期の天守は、2重目以上が板壁で2重目には唐破風出窓に華頭窓をもつ層塔型だったと推測されています。

木造で復元された天守は実にいいですねぇ。やっぱり鉄筋コンクリートなんかでは出せない味がありますわ。

静岡観光記、これにて終了。また機会があればまた違った静岡を楽しみに行きたいものです\(^o^)/