今井町散策 その1

2019年9月14日

今井町と言えば、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている歴史的な建築物がある町並みです。前回訪れたのは2012年。以来7年ぶりに再訪してみることにしました。

近鉄電車に揺られること1時間弱で、今井町に到着。今井町にいたる橋を渡った所に大きなエノキが。

「蘇武橋のエノキ」は樹齢400年の景観重要樹木です。

町散策はまずは華甍という交流センターを見学してから(^.^)
 
今井まちなみ交流センター「華甍」・・・明治36年(1903)に建てられた社会教育施設で、のちに町役場として長く使用。修理に当たり旧状に復元しました。県指定文化財。

 
左:中橋家住宅・・・屋号を「米彦」といい米屋を営んでいました。主家は18世紀後半頃に建てられ、19世紀初頭に「厨子二階」増築されました。重要文化財(非公開)。
右:称年寺・・・・・今井町はこの寺の境内地として発展した「寺内町」だそうです。本堂(重要文化財)は修復中でした。

 
夢ら咲長屋・・・今井町観光案内所兼休憩所。

 
豊田家住宅・・・旧は材木商「西の木屋」牧村家の所有で、建物は寛文2年(1662)に建てられました。重要文化財。
今西家住宅・・・慶安3年(1650)の再建で、別名「八つ棟造り」と呼ばれている豪壮な建物。重要文化財(見学には事前連絡が必要)。

 
今井西環濠広場・・・比較的旧況を残している今井町西端部分を、発掘調査の結果を元に広場として整備しています。
上田家住宅・・・・・今西家、尾崎家と並び総年寄をつとめていました。主屋は延享元年(1744)頃の建築とみられます。重要文化財(見学には事前連絡が必要)。

 
旧上田家住宅・・・旧は上田家で「壷八」の屋号を持ってました。主屋は文化2年(1805)の再建で、県指定文化財(非公開)。
音村家住宅・・・・「細九」の屋号で金物問屋を営んでいました。17世紀後半頃主屋を建て、逐次増築されました。重要文化財(見学には事前連絡が必要)。

その1はここまで。全体の半分くらいですが、暑くてすでに死に掛けてました(^_^;)

その2は近日中に・・・・。