フィエスタ・メヒカナ大阪2008で無残なアンパンマンを見た

今年も行きました、フィエスタ・メヒカナ。食べ物も音楽も、まさにメキシコ一色な楽しいイベント。
そんな楽しいお祭のアトラクションに「ピニャータ割」というのがありました。
ピニャータとはメキシコの子供のお祭り(誕生日など)に使われる、中にお菓子やおもちゃなどを詰めた紙製のくす玉人形のこと。これにひもを付け、ひもの端を男性が持ち、木など高いところから吊り下げて上下させ、それを目隠しをした子供が棒でたたいて割るのがお祭りのクライマックスになる。 ピニャータを割れば中に詰めておいたキャンディなどが散らばるので、それを子供たちが拾うというのがピニャータ割というそうな。
で、吊り下げられたピニャータが・・・・、
アンパンマン アンパンマンヘッド!!
もさもさしていてとてもアンパンマンに見えませんが、司会のお姉さんはたしかに、
「さぁ、みんながんばってアンパンマンを割りましょう!」と言いましたから、間違いはないはず。そりゃ、アンパンは割って食べるけど、アンパンマンは割っちゃいけないような気がするぞ・・・・。
そして順番を待っていた子どもたちが目の色を変えて棒をアンパンマンめがけて振り下ろす・・・・。
アンパンマンフルボッコ01 から竹割り!
アンパンマンフルボッコ02 棒で殴られても笑顔なアンパンマン。
アンパンマンフルボッコ03 フルスイング!
アンパンマンフルボッコ04 だんだん歪になってきたアンパンマン。
司会のお姉さんも「それー」だの「もっとしっかり叩いて」だの「ジャムおじさんも応援してるからがんばって」とか・・・。その声援はあかんやろ。追い討ちをかけるように、生歌の軽快なラテンソング。大うけです(^.^)
正義の味方アンパンマンが総勢10人の子どもたちにフルボッコ
無残なアンパンマン
ついにドタマかち割られたアンパンマン
そして、あんこではなくお菓子をばら撒いていた・・・・。かち割られて無残なアンパンマンには目もくれずお菓子を拾う子どもたち。シュールだ。
お役御免なアンパンマン 
お役御免とばかりに捨てられるアンパンマン
久しぶりに腹抱えて、笑いましたわ(^.^) うけたのなんのって、アンパンマンがかわいそうでかわいそうで。ちなみに次に吊られたピニャータはニンジン、その次はカラフルな玉、とあきらかにアンパンマンは狙いで作ってること間違いなし。わざわざアンパンマンにする必要ないもん。しかも正義の味方なのに子どもたちにフルボッコされるなんてねぇ。
ピニャータ割以外にもいろいろアトラクションはありました。
ダンス マリンバ
左:メキシコ国立民族舞踊団 右:マリンバ「ラ・バンバ」
やはり、極めつけはマリアッチ「アガベ」
マリアッチ「アガベ」
見事な演奏と、迫力のあるボーカル。ありえないほどの「ええ声」 ほれますわ(^.^)
タコス食って、トルティーヤチップスをつまみにコロナビールをぐびぐび(といっても、2本しか飲んでませんが(^.^))心身ともにメキシカンな気分になりました。
また、来年も行こうっと。