第4回 富田林・じないまち雛めぐり
今年ももう3月。去年行ってすごく感動した覚えのある富田林の寺内町へ今年もイベントに合わせて再訪しました。
「白壁・本瓦・虫籠窓が美しい寺内町を中心に、100カ所以上の民家や商店、まち角にお雛様が飾られ、菜の花と共に春の節句を祝います。コンサートやお茶会、野菜市など、賑やかなイベントも開催が予定されています。」(イベント紹介文より)
春らしいイベントです。これで、もうちょっと天気が良かった言うことなかったんですが、当日はときたまパラパラ雨の降る空模様。それでも、本降りにならなかっただけまだよかったというべきか・・・な(^.^)
近鉄富田林駅の南側に広がる寺内町。大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている貴重な町並みがすばらしいです。
今回置かれていた、お雛様の数は93ヶ所。お雛様をマップで探しながら全部見てまわるのは、まるでオリエンテーリングの気分。そして、自然と町の隅々まで回ることになります。
店のショーウィンドや、店先にもお雛さま。
家の軒先や、お寺の階段にもお雛さま。
ちょっとシュールな感じのお雛さまと、丸くてかわいいお雛さま。
王道のひな壇お雛さまと、路傍のお雛さま。
UPしたのは、ほんの一部。他にも家の玄関にドーンと置いていたり、こんなところに!みたいなところにあったり・・・。探すだけでもすごく楽しいし、見て和やかな気分になるのもまたいいものです(^.^)
江戸時代以降の町家が、昔のままに残されている寺内町。まるで、タイムスリップした感じ。わたし的には、テーマパークといってもいいくらいです(^.^)
去年は一般公開している旧杉山家を拝観しました。今年は違うところ・・・ということで、勝間家を拝観することにしました。ここは、土日・祝しか公開していません。
左:門は意外と小さい感じが。 右:入口の土間にあった、アンティークなもの。冷蔵庫とカキ氷機のセットがすごいです。
左:屋内。ミシンが懐かしすぎます(^.^) 右:枯山水風の庭園。
左:床の間のある部屋。見事な御殿雛。 左:別部屋にあったお雛さま。昭和初期のものだそうです。
貴重な建物の維持費用だと思えば200円の拝観料など安いものです。中でお茶もいただけますしね(^.^)
一般公開はしていないけれど、見事な町家建築がたくさん。これらを見て回るだけでも十分楽しめます。
左:木口家住宅。上げ見世(あげみせ)と呼ばれる折りたたみ式陳列台がありました。
右:渋谷家住宅。漆喰保護のために二階外壁部を銅板で覆っています。
左:奥谷家住宅。 右:葛原家住宅。
左:佐藤家住宅(分家新宅)。奥に見えるのが、土蔵を改修したアートギャラリー「紅梅蔵」。
右:黒漆喰の壁とあいまって、迫力満点な越井家の米蔵。
町の真ん中に、発展の中核となったお寺、興正寺別院があります。浄土真宗興正寺派で、地元の人からは「御坊さん」(富田林御坊)として親しまれています。
左:山門。えらい立派なだぁと思ったら、この門は、桃山城城門を旧天満別院から移築されたものだそうです。
右:本堂。寛永15年(1638)再建。かなり傷んでいる様子。早く修理した方がいいかも。
元・国分銀行本社屋の近代建築で、今は中内眼科医院になってます。登録有形文化財。
次は、人のいない平日に建物の写真をバシバシ撮りに来たいと思います。木造建築好きにはたまらない建物ばかりですからねぇ(^.^)
夏に行われるイベント、「寺内町燈路(じないまち とうろ)」も楽しみであります(^.^)
じないまち、ますます好きになりました。季節ごとに来てしまいそうですわ(^^ゞ
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