陸上自衛隊 74式戦車 改(G) その1
新年あけましておめでとうございます。半世紀も生きてるけど、テクニックは一向に向上しないヘタレモデラーしょうちゃんを今年もよろしくお願いいたします(^_^)
さて、ホビージャパンから完全新金型で74式戦車が発売されることが発表されました。長年タミヤのものが市場にありましたが、これが出れば決定版になりそうな感じ。今年の3月には発売される予定だとか。
なぜこんな前振りをするかというと・・・実は在庫にこれがあるんです。
アスカ 74式戦車 改(G) 購入してからだいぶ経ちますね。
新金型で決定版が出る前に、こいつをどうするか。せっかくだから、新金型キットが出る前にやっちまうか・・・・と軽い気持ちで製作を開始することにしました。ま、ストライカーはもう完成間近ですからね。
このキット、タミヤの74式にアスカのG型改造用パーツがセットされています。作りはじめてから分かったのですが、この改造パーツ癖がありすぎる・・・というか、出来が悪い。ヘタレな私には結構ハードルが高い工作が必要になります。
砲身ですが、改造パーツにサーマルジャケット付がありますがこれがなんか違う。中央部の膨らみが楕円形なんです。ベースキットの砲身は中央部が丸。実際の砲身はベースキットのほうが近いようです。ちなみに緑の薄いほうが改造パーツのほうです。
サーマルジャケット付の砲身は冬季仕様のキットに付属してますが、ベースキットにはない。これだけのために、もう一個キット買うのはコスパ悪いので何かやり方を考えます。
悪戦苦闘しながらも、砲塔が組み上がりました。先に言いますが、めっちゃめんどくさかった・・・(^^;)
砲身はニコイチにしました。きっちり垂直にするために、3mmプラ棒を芯にしています。意外とうまくできました(^_^)
改造パーツがことごとく合いが悪い。側面のケーブルカバーは砲塔の局面に全然馴染みませんので、流し込み接着剤をどぼどぼ使って無理矢理固定してます。
砲身右横の74式7.62mm車載機銃を0.8mmの真鍮パイプで。キューポラは改造パーツの透明のやつを使用。砲塔上部のレーザー検知器は取付けるところを隙間がなくなるまで平らに削る必要があります。ハッチの取っ手は0.4mmの洋白線。キットにディテールアップ用のプラ取っ手がありますが、イモ付けで強度なさすぎなため使用してません。
サーマルセンサーの蓋?は開閉選択ですが、開にすると四隅に盛大な押しピン跡があります。これ削るのめんどくせぇです。
3連のコードはキット付属はただのチューブなので、曲げ加工というものが出来ません。どうしようかと悩んだ挙句、手持ちのプラグコード0.56mmを使用することにしました。0.6mmまで慎重に穴あけした後、プラグコードを差し込みました。基部にはキット付属のチューブを短く切って通しています。コードを束ねているのも付属のチューブ。3本コードが通るくらいの大きさに広げました。
アンテナガードとアンテナ基部は干渉するので調整要です。後々アンテナを差し込むためにガイドパーツを0.8mmの真鍮パイプで作成。
砲塔上部のフック類は0.4mmおよび0.3mmの洋白線で作り直し。砲塔のバスケットは挟み込むのを忘れて後から突っ込みました(^^;) その際、差し込み部分が足らなかったので1.1mmの真鍮パイプで延長しました。
久々にちまちま工作しましたが、意外と楽しかった(^_^) こうやって形になるとすごくうれしかったりします。何度も眺めては自画自賛しつつ悦に入ってたり・・・。今回はコードがうまういってほんとによかった(^_^)
砲塔でこれだから、車体も結構手間がかかると思います。ちなみに、74式戦車改ゴムパッド付の履帯ですが、キット付属のものはポリ製の上、側面モールドほか、とにかくめちゃくちゃ甘いので使う気になれません。モデルカステンの可動キャタはパッドなしですが出来は文句なしなのでこちらを使用します。
車体より、モデルカステンの履帯組むほうが大変かもしれない(^^;)
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