番外 有栖山 清光院 清水寺

■■番外 有栖山 清光院 清水寺■■
     (ありすやま せいこういん きよみずでら)
朱印   山号:有栖山
   宗派:和宗
   本尊:十一面千手観音菩薩
   開祖:不詳
   創建:不詳
   中興:寛永17年(1640年) 延海阿闍梨
   御詠歌:たふとしや 大江の岸の 観世音
                     滝も玉出の 名にかがやきて
    所在地:大阪府大阪市天王寺区伶人町5-8
   拝観料:無料
                  拝観日:2008年9月23日
(概要)
清水寺(きよみずでら)は、大阪市天王寺区伶人町(れいにんちょう)にある仏教寺院。宗派は天台系の和宗に属する。山号は有栖山。詳名は有栖山清光院清水寺(ありすさん せいこういん きよみずでら)。和宗総本山・四天王寺支院。宗教法人としては清光院で登録。
大阪市内唯一の天然の滝である「玉出の滝」(たまでのたき)があることでも知られている。
京都の清水寺 を模して建立されたために、新清水寺(しんきよみずでら)とも。旧本堂(2008年5月現在、墓地)の西側の崖に柱を組み上げて作った舞台があり、京都の清水寺を彷彿とさせる。
創建の時期や事情については判然としない。もとは有栖寺(うすじ)と称していた。
寛永17年(1640年)に延海阿闍梨(えんかいあじゃり)により中興された。延海は観世音菩薩の御告げを受けて、京都の清水寺を模した舞台造の本堂を建立し、本尊として京都の清水寺から迎えた千手観音像(聖徳太子作の伝承をもつ)を安置した。当寺の境内は北・西・南の三方が崖になっており、往時は大坂の街や大阪湾を見渡す眺望の地であった。(Wikipediaより)


四天王寺のすぐ近くにあるので、まとめてお参りすることができます。ただし、結構分かりにくいところにありますので、地図を印刷していくといいかと思います。
清水坂  墓地側通用門
四天王寺夕陽丘駅の南西の出口を出て南に歩き、星光学園の南の筋を西に入ると、しばらくして清水坂に出ます。ここを左に曲がって門の左手の通用門が入口です。わたしは気付かずに坂を下り、東側の通用門から入りました。
境内  鐘楼
左:2、3年前台風の被害を受けて本堂、鐘楼などの建物は修復されることなく取り壊され、跡地を墓地として分譲しているため、境内は墓地だらけです。左に見えるのが納骨堂。そばに立っているのが「子育地蔵尊」。病気の平癒、除災招福、子供の守護や子授けに霊験があるとされています。
右:舞台(昔は京都の清水寺の舞台のようであったらしい)の隅に建つ鐘つき堂。すごくモダンな感じです。
地蔵堂  仮本堂
左:納骨堂の横、一段低いところにある地蔵堂。このあたりに本堂を再建する計画があるそうですが、大丈夫かな・・・と思いますねぇ。
右:墓地の南西側に下に降りる石段があり、これを下りると納経所があります。その2階が現在、仮本堂になっています。
玉出の滝01  玉出の滝02
納経所から奥へ行くと、玉出の滝があります。四天王寺の金堂の下にある青竜池から湧き出ている霊水がここに滝となって流れ出ているものといわれ、大阪市内では唯一の天然の滝とされています。
滝の奥にある祠には不動明王が祀られています。それにしても、あんまり滝って感じしないなぁ。それでも、滝修行する人はいるそうです・・・・。
それにしても、ほんとに墓地しかないお寺だこと。いつの日か、本堂が再建されたときに、訪れたいですね。だって、気になるもん、どうやって建てるか(^.^)