大念仏寺・万部おねり
GW6日目。よくも近場でこんなに楽しめるもんだと思うお方もいるでしょうねぇ。ていうか、よくイベントを見つけてくるなと(^.^)
本日向かったのは、大阪市平野区にある大念仏寺という、融通念仏宗の総本山。「万部おねり」なる行事がGW中に催されているとか。いったいどんな行事なのかさっそく確かめに行くことにしました。
「「万部おねり」とは聖聚来迎会と阿弥陀経万部会が融合された融通念佛宗総本山大念佛寺最大の伝統行事の通称名です。
聖聚来迎会は無量寿経の中の「その人、寿(いのち)が終わる時にあたって、私は極楽浄土から二十五菩薩を従えて、その人を迎えに来るであろう」という阿弥陀仏の願いを具体的に表現した儀式であり、正平十四年(一三四九)三月一五日「観音様の蓮台に乗り、阿弥陀如来のお導きに従って、生身のまま往生の本懐を遂げるまでの儀式を営んでみたい。聖聚来迎の様相を実際にこの眼で見、また世の多くの人々にも見ていただきたいものだ」と中祖法明上人自ら行者となり、臨終不退、一念往生、上品上生を遂げるまでの法明上人の堅固な意思により始まったことを起源としています。」(大念仏寺サイトより)
この「万部おねり」、 大阪市の無形民俗文化財に指定されています。
左:幟や提灯もいっぱい掲げてあって、いやでも盛り上りますね。
右:本堂の周りに、おねりの舞台となる来迎橋が作られています。
左:本堂の廊下で今か今かと待ちます。陽もてって暑いので、日陰で見るに限るかと(^.^)
右:まずは、稚児おねりから。子供を撮影する親やお爺ちゃんがかなり必死でした(^.^)
左:詠讃歌舞の方々。おばあちゃんがやばそうです(^^ゞ
右:踊躍念仏の方々。ご詠歌用持鈴を鳴らしながらご詠歌を唱えての行進です。鈴の音はばらばらでたが(^^ゞ
左:鉦を打ち鳴らしながら念仏を唱えています。こちらは揃ってました。檀家の方でしょうね。
右:天華(てんげ)を持つ方。友華に打ち付けるたびに、花びらを模した紙吹雪が舞ってました。
やっと、二十五菩薩様ののおねりが始まりました。前置きがゆっくりすぎたのか、菩薩様がえらい早足のように思えました。
左:勢至菩薩。得物はなく合掌しています。
右:金蔵菩薩。瑟(しつ)と呼ばれる中国の雅楽で使われた弦楽器を持っています。
左:山海慧菩薩。箜篌(くご)呼ばれる古代東アジアで見られた弦楽器を持っています。
右:衆宝王菩薩。鐃(にょう)(銅鑼)を持っています。
左:白象王菩薩。寶幢(ほうどう)と呼ばれるものを持っています。
右:二十五菩薩のあとは、万部法要を行うための僧侶、各地からはせ参じた融通念仏宗各寺院の僧侶などが続きます。そして本堂に入ったあと、菩薩伝供と阿弥陀経万部法要おこなわれることになります。
なかなか、楽しく見ることが出来ました。欲を言えば、菩薩様の行進をもう少しゆっくり見たかったなぁと思います。次回は、もう少しいい場所とって、前編ムービーで撮影したいかな(^.^)
お寺を後にして、おいしいお饅頭が売っている和菓子屋さんへ向かいます。
左:「塩伊」という和菓子屋さん。地元の人でもわかりにくいところにあります。
右:チョコ大福というのが有名らしいので購入しました。餅はやわらかいし、中の生チョコもやわらかいし、これは目からうろこのうまさ。意外な組み合わせですがね。ただ、食べる時に息を吸いながらほうばると、表面のココアパウダーでむせることになって危険です(^^ゞ
左:てくてく町を散策して、お茶をしたのが、イズミヤの1階にあった、「ボスタードルン」という喫茶店。
右:表のショーウィンドーのケーキがうまそうだったので、ケーキセットを注文。ケーキは表サクサクでけっこうなうまさ。店の雰囲気も昔ながらの喫茶店な感じでよかった(^.^)
お茶して、天王寺まで戻って、新世界その他をぶらぶらしたあとは、定番の串カツで。「だるま」とか、長蛇の列に並ぶ気は毛頭なく、「横綱」で食べました。まぁ、普通においしいんで満足満足です(^.^)
最終のGW7目は、さすがにイベントに出かけることはなく、近場の繁華街とかぶらぶらして過ごしました。
なんだかんだで、お安く楽しめたGWになりました。無駄に金使えばいいってもんでもないなと実感しましたねぇ(^.^)
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