生駒山 宝山寺

生駒山上遊園地にはちょくちょく行くのに、なぜかその途中にある生駒聖天さんには寄ったことがなかったんです。
お寺好きなわたしがどうして・・・? しかし、先日やっと行く機会を設けてお参りしてきました。
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生駒参上へはケーブルカーで。宝山寺線のミケ号と山上線のドレミ号。ポップすぎる(^.^)
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宝山寺駅ではなく梅屋敷駅で下車。実はこの駅のほうが宝山寺に近く、奥之院からの参拝になり、参堂の階段を上らなくて済むのでお参りが楽だったりします。
■生駒山 宝山寺(いこまさん ほうざんじ)■
「宝山寺(ほうざんじ)は、奈良県生駒市門前町にある真言律宗大本山の寺院。生駒聖天(いこましょうてん)とも呼ばれる。山号は生駒山(いこまさん)。1678年に湛海律師によって開かれた。
本尊は不動明王。鎮守神として歓喜天(聖天)を聖天堂に祀っている。仏塔古寺十八尊第十五番。
生駒山は伝承によれば斉明天皇元年(655年)に役行者が開いたとされる修験道場で、空海(弘法大師)も修行したと伝わる。その当時は都史陀山 大聖無動寺(としださん だいしょうむどうじ)という名であったという。
江戸時代の延宝6年(1678年)に湛海律師が再興し、歓喜天を祀った。この時が事実上の開山と思われる。
江戸時代には、宝山寺は商売の神として大阪庶民の信仰を集めた。京都の皇室や江戸の徳川将軍家、郡山藩主柳沢家からの祈願もあり、聖天信仰の霊場として名高い。1918年には日本最初のケーブルカー、生駒鋼索鉄道(現、近鉄生駒鋼索線)が敷設されるほどだった。歓喜天を祭り、現在でも年間300万人の参拝客を集めるとされる。宝山寺のある霊峰・生駒山には宝山寺以外にも在日韓国人系のシャーマニズム信仰の場(朝鮮寺)が多く集まっている。」(Wikipediaより)
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左:梅屋敷駅からある口この辺りに出ます。右に見えるのは大師堂。手前の階段を上ると奥の院。下ると本堂のある境内へ出ます。
右:奥の院。中央にあるのが本堂。安政3年(1853年)の再建でそのときに本尊の不動明王像も新たに作られました。
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右:多宝塔。昭和32年(1957年)の建立。
左:境内を望む。建築物がひしめき合っているのがよくわかります。奥に見える洋風の建物は、獅子閣という客殿で重要文化財指定です。
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左:本堂の隣にある檜皮葺きの建物が拝殿。この奥に聖天堂があり、鎮守神として歓喜天(聖天:しょうてん)をに祀っていいます。
右:本堂。拝殿とは対照的な瓦葺き。ご本尊は開祖・湛海作の不動明王(重要文化財)。
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左:本堂の背後に見える般若窟。般若窟は、役行者がここに般若経を納めたとの伝説があり、弘法大師もこの岩窟で修行されたそうです。
右:お寺なのに参堂に立派な鳥居が。神仏ともに祀っているお寺にはだいたい鳥居があるように思います。
念願かなって訪れた宝山寺・・・・なかなかよいお寺でした。このGWに獅子閣の特別公開があるそうなので、また訪れたいと思います。