三十二番札所 斑鳩寺 と 二十七番札所 鶴林寺

暇があれば、寺社仏閣めぐり。これ基本です(^.^)
先週のことになりますが、またも新西国のお寺におまいりしてきました。新西国は意外と地元・兵庫のお寺が多いのがいいですね。
今回は、揖保郡太子町と、加古川にあるお寺。意外と遠かったなぁ・・・(^^ゞ
■斑鳩寺(いかるがでら)■
「斑鳩寺(いかるがでら、はんきゅうじ)は、兵庫県揖保郡太子町鵤(いかるが)にある天台宗の寺院。新西国三十三箇所第32番札所。
伝承によれば、606年(推古天皇14年)、聖徳太子が推古天皇から播磨国揖保郡の土地360町歩を賜り、大和国斑鳩宮から移住し当地を斑鳩荘と命名、伽藍を建立した、とされ、これを斑鳩寺の始まりと伝える。
606年、聖徳太子が推古天皇に法華経を講義して、播磨国の水田を賜ったことは史実と認められ、その縁で当地に斑鳩寺が建てられたものと思われる。
長らく大寺院であったが、室町時代後期の1541年(天文10年)、守護大名である赤松氏・山名氏の戦禍を受け、灰燼に帰した。後に、播磨を地盤とする赤松氏等が発願し、徐々に復興していったとされる。また復興を機に、従来法隆寺支院であったのを天台宗へ改めた。」(Wikipediaより)
01山門  02三重塔
左:かなり大きな規模の仁王門。むかしは大寺院だったんでしょうね。
右:仁王門をくぐって右手にある三重塔。室町時代後期、永禄8年(1565年)建立で、宝暦4年(1754年)、昭和25年(1950年)に修理されています。重要文化財。
03講堂  04供養塔
左:講堂。本堂や金堂に相当するものと思います。本尊である釈迦如来坐像・薬師如来坐像・如意輪観音坐像が祀られています。これらの仏像はすべて重要文化財指定です。
右:講堂の東側にある、赤松政秀・赤松広英の供養塔。応仁の乱で戦禍を受け灰燼に帰した、当寺を赤松氏が再建に努力したと伝えられています。
05聖徳殿  06聖徳殿奥殿
左:聖徳殿。法隆寺夢殿を模して造られ、太子十六歳像を祀っています。
右:聖徳殿に密接して奥側に、奥殿が建てられています。発覚形の形の建物で、まさに夢殿を模しているといえるでしょう。
お寺の近くにある、太子町立歴史資料館にも足を運んでおきました。
歴史資料館01  歴史資料館02
小さい建物だなぁと思いきや、意外なほど広かった。ここには太子町にまつわる歴史的な品々を展示してあります。無料ですので、是非立ち寄ってみてください。
次の目的地は、加古川にある鶴林寺。以前行ったことあるんですが、そのときは新西国巡礼のことは知らなかったので、ご朱印をもらうということをしてなかったんですね。今回、ご朱印をもらうべく改めて訪問したというわけです。
■刀田山 鶴林寺(とたさん かくりんじ)■
「鶴林寺(かくりんじ)は兵庫県加古川市にある仏教寺院。山号を刀田山(とたさん)と称する。宗派は天台宗、本尊は薬師如来である。
近畿地方に数多くある聖徳太子開基伝承をもつ寺院の1つで、太子建立七大寺の一つとも言うが、創建の詳しい事情は不明である。平安時代建築の太子堂(国宝)をはじめ、多くの文化財を抱えるため、西の法隆寺とも言われている播磨地方有数の古寺である。
伝承では創建は崇峻天皇2年(589年)にさかのぼり、聖徳太子が当時播磨の地にいた高麗僧・恵便(えべん)のために建立、その後養老2年(718年)身人部春則(むとべのはるのり/みとべのはるのり)なる人物が七堂伽藍を整備したというが、伝承の域を出ない。ただし、推古天皇14年(606年)、聖徳太子が法華経を講義し、その功で天皇から播磨国の水田百町を得たことは史実とされ、聖徳太子と播磨には何らかの関連があったと想像される。創建時は四天王寺聖霊院という寺号であったものを、天永3年(1112年)に鳥羽天皇によって勅願所に定められたのを期に「鶴林寺」と改めたという。
鶴林寺には、現に奈良時代の銅造聖観音像があり、金堂本尊の薬師三尊像は平安時代前期・10世紀にさかのぼる古像であることから見て、かなり古い歴史をもつ寺院であることは間違いない。
現在も主要な堂塔だけで16棟の大伽藍を有するが、鎌倉・室町期には寺坊だけで30以上を有する規模であった。」(Wikipediaより)
01山門  02三重塔
左:仁王門。播磨の古刹といわれるだけ会ってかなり立派です。寛文12年(1672年)建立で、県指定文化財。
右:三重塔。室町時代の建立で、これも県指定文化財。
03行者堂  04本堂
左:前回、修理中だった行者堂。応永13年(1406年)の建立で重要文化財。
右:本堂。室町時代、応永4年(1397年)の建立。秘仏の薬師三尊像と二天像(各重文)を安置しています。本堂自体は国宝に指定されています。
05太子堂  06護摩堂
左:前回、これも修理中でまったく見ることが出来なかった太子堂。今回、見ることができて感激です。堂内に壁画の聖徳太子像があることから太子堂と呼ばれていますが、元来は「法華堂」と称された堂で、法華堂建築として最古の遺構だそうです。天永3年(1112年)の建築で国宝に指定されています。
右:護摩堂。室町時代、永禄6年(1563年) の建立で、こちらは重要文化財。
07鐘楼  08阿弥陀如来
左:鐘楼。室町時代、応永14年(1407年)の建立で、梵鐘とともに重要文化財です。
右:新薬師堂に祭られている阿弥陀三尊。本堂の阿弥陀本尊は秘仏のため、参拝者がいつでも拝めるように作ったといわています。
c11-01
隣接する鶴林寺公園に保存されている、C11形蒸気機関車です。
どちらのお寺も、見ごたえありましたね。特に鶴林寺は、2回目の訪問にもかかわらず、太子堂を見れたおかげで、新鮮に感じました。
奇しくも、聖徳太子に縁のあるお寺を2つ、同じ日に巡ることになるとは・・・。わたしもなんかご縁があるかな?(^.^)
新西国巡礼も残すところあと3つ。終わりは近いです。ここまでくると、なんか名残惜しいですねぇ。