しょうちゃんの一足早い夏旅行(長野・東京) 松本編
新幹線と特急しなのを乗り継いで松本市へ到着。ここには国宝松本城があります。前々から行きたいと思ってったお城。この機会に行けてほんとにうれしいです。
■松本城■
「長野県松本市に位置する平城。現存十二天守の一にして、国宝。現地では烏城8からす)とも呼ばるる。
もともとは小笠原氏の城、深志城であった。
信玄の信濃経略後は馬場信房が城代としておかれ、武田氏の信濃経営の拠点とされた。武田氏が滅ぼされると、小笠原貞慶が城主に復活する。貞慶は城名を松本城と改めた。
現在の松本城(と松本市)は、家康の関東移封後、秀吉の後援の下に城主となった石川数正・康長親子が造営。合わせて城下町も整備した。」(WEB上の説明より)
左:二の丸への入口、平成11年に復元された太鼓門枡形。写真に見えるのは二の門(高麗門)。
右:枡形の先に一の門(櫓門)があります。門扉の左側の巨石は、玄蕃石といわれ、あまりの巨石(重量22.5トン)のため運搬人が不平を訴えたところ、城主石川玄蕃頭康長は、その運搬人の首をはね、首を槍先に刺し、叱咤激励して運ばせたので、その名がついたとか。なんちゅう叱咤激励だ(^_^;)
左:黒門は、松本城本丸へ入る正門にあたり、こちらも枡形門です。二の門(高麗門)と袖堀は平成元年に復元されました。
右:昭和35年に復元された、一の門(櫓門)。
左:本丸御殿跡は本丸庭園として整備されています。享保12年(1727年)に焼失するまで、城主の居所と政庁として機能していました。
右:昭和54年から6年かけて整備された、二の丸御殿跡。本丸御殿消失後は、二の丸御殿に藩の政庁が移され、幕末まで中枢機関として使われていました。
左:左から月見櫓、巽付櫓、五層六階の大天守、渡櫓、三層四階乾小天守とL字型の連結複合式天守。
右:埋門と昭和30年に完工した埋橋。非常時には土砂等でこの門を埋めて防御することから、埋門と呼ばれています。
左:さすがは国宝。どの角度から見ても、絵になるというか、実に美しいです。
右:大天守2階は「松本城鉄砲蔵」と称していて、松本市出身の故赤羽通重夫妻が寄贈した、火縄銃と関連資料のコレクションが展示されています。
左:建物内の階段は急で、スカートの人は間違いなくしたから丸見え(^.^) 5階から最上階の6階に上がる階段には踊場があります。これは、最上階が有事の際の作戦会議の場になるからだそうです。
右:月見櫓内部。三方を開け放して見る月はどんなにきれいだったのでしょうか?
松本城から北へ少し歩くと、、日本で最も古い小学校のひとつである、旧開智学校があります。
■旧開智学校■
「旧開智学校(きゅうかいちがっこう)は、長野県松本市にあった旧制小学校で、日本で最も古い小学校のひとつ。
1873年(明治6年)に第二大学区筑摩県管下 第一中学区 第一番小学 開智学校 として開校。1965年(昭和40年)からは明治時代の教育資料を展示した博物館になっており、当時使われていた机(二人掛けで、天板が開く)や筆記用具(チョークと黒板消し)などが展示してある。もとは廃仏毀釈で廃寺となった松本藩主戸田氏の菩提寺・全久院の跡地に開校し、女鳥羽川南岸に移ったが、昭和期に使われなくなると信州大学付属病院跡地であった現在の場所に移築された。国の重要文化財に指定されている。
1987年に愛媛県東宇和郡宇和町(現・西予市)の開明学校の姉妹館と提携している。」(Wikipediaより)
左:。和風と洋風の入り混じった擬洋風建築の校舎は、近代学校建築として最初の重要文化財に指定されました。足場が組んであるのは、今年4月に風見柱が折れたため。今は仮復旧らしいです。
右:入口やバルコニー意匠がすごいです。地元出身で東京で西洋建築を学んだ大工棟梁の立石清重により作られました。
左:1階廊下。正面の桟唐戸(さんからど)の彫刻は、長野県出身の彫刻家、原田蒼渓のもの。
右:現在は教育博物館として江戸から現在までの各種教育資料が展示されています。
左:2階講堂。ステンドグラスとシャンデリア周りの彫刻が見事です。
右:2階の1室。どの部屋も資料がいっぱいで、とても勉強になります。
学校のすぐそばに洋館がありました。説明板を見ると、旧司祭館とあります。
■旧司祭館■
「松本市旧司祭館(まつもとしきゅうしさいかん)は長野県松本市にある西洋館。
長野県内に現存する最古の西洋館で、アーリーアメリカン風建築。設計者は最初の居住者でもある松本カトリック教会のクレマン神父。 1889年に宣教師用住居として松本城下・地蔵清水町の武家屋敷跡地に建設され、その後松本市へ寄贈。1991年に現在の旧開智学校の隣地に移設、保存処置が講じられている。
グスタフ・セスラン司祭はここで本邦初の本格的な和仏辞典「和仏大辞典」を編纂した。」(Wikipediaより)
左:こじんまりとしていて、清清しい感じがする洋館。
右:1階。生活感がありますねぇ。
左:2階。暖炉がありますね。
右:1階と2階にベランダがあります。日向ぼっこしたいわ(^.^)
本当はもっと町を散策したかったけど、松本市を後にして、次なる目的地である諏訪へ。そして、その2へ続く(^.^)
しかし写真が多すぎて、選ぶのも大変だわ・・・・(^_^;)
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