静岡観光 その2(大日本報徳社)

2019年5月24日

駿府城のあとは掛川城へ。まずは二の丸御殿を拝観しその裏手に行くと・・・・なにやら趣のある洋館が。建物好きとして、これは見ない訳にはいかんだろということで、早速行ってみることに。
そこは見事な建物のオンパレードなパラダイスでした(^.^)

■大日本報徳社■
「金次郎の像で知られる二宮尊徳が唱えた報徳思想「至誠」「勤労」「分度」「推譲」の普及と実践を行う報徳社の本社。国の重要文化財、大講堂大広間のほか、正門に仰徳学寮に仰徳記念館などの掛川市や静岡県の指定文化財があり、歴史的建造物を見られる。」(WEB上の説明より)

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左:大日本報徳社正門。道徳門・経済門と刻まれている正門左右の門柱は明治42年(1909)の建立。静岡県指定文化財。
右:淡山翁記念報徳図書館。大日本報徳社第二代社長・岡田良一郎(淡山)の生前の業績を記念し、昭和2年(1927)に建てらた鉄筋コンクリート造RC工法の図書館。往時の図書館様式を伝える貴重な建造物で静岡県指定文化財。

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左:仰徳学寮。仰徳記念館とともに昭和13年(1938年)に宮内庁から下賜され移築したもので、現存する宮家の建築として貴重な建物で、掛川市指定文化財となっています。今は事務所として使われているみたいです。
右:冀北(きほく)学舎。明治10年(1877)に報徳社長の岡田良一郎により掛川市倉真の邸内に開かれた全寮制の校舎で、明治32年(1899)にこの地に移築されました。掛川市指定文化財。

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左:仰徳記念館。明治17年(1884)、東京霞ヶ関に有栖川宮邸として建てられた日本館の一部が、昭和13年(1938)、当時の一木喜徳郎社長の尽力によって、宮内庁から下賜、移築されました。現存する宮家の数少ない貴重な建造物です。掛川市指定文化財。
右:仰徳記念館の廊下。修理の際にリノリウムに張り替えたそうです。

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左:霞ヶ関時代の雰囲気を残す部屋。暖炉がいいですねぇ。
右:大広間。もともとは独立した三つの部屋だったそうです。

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左:大講堂。明治36年(1903年)に『遠江国報徳社掛川第3館公会堂』として建設され、報徳教育の普及活動の拠点として現在まで使われてきました。国の重要文化財に指定されています。
右:大講堂内。吹き抜けの大空間81畳敷きの『大広間』が圧巻。

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左:ギャラリー状の回廊があります。
右:回廊の所に有る額は伊藤博文の書。他にも額がいっぱいありました。

いやぁ、よかった。すべての建物を見学したかったけど、それができたのは仰徳記念館と大講堂だけ。
とはいえ、すべて見学できていたら、次の予定に支障が出るところだったので、これくらいでよかったのかもしれない。
大講堂は見学料200円ですが、払う価値あります。入口開けて大広間に入った瞬間、「うわ・・・すご」と感嘆の声を上げましたもん(^.^)

全部見学できるなら、セットで1,000円払っても惜しくないな\(^o^)/

その2はこのへんで。その3はまた近日中に(^.^)