最終的には篠山なプチツー その2

前回の続き、張り切っていってみましょう!(^o^)丿
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城の西に位置する、お徒士町武家屋群の中にある「小林家長屋門」です。文化年間(1804~1818)に、篠山藩12代藩主青山忠裕がその老女のために修築した屋敷の武家門です。今でも住居として使用されています。
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「篠山歴史美術館」です。明治24年(1891)篠山地方裁判所として建築されました。昭和56年(1981)6月まで使用され、翌年から歴史美術館として公開されています。王地焼、藩主青山家伝来の品を展示しています。見所はそのまま残された旧法廷展示室。最古の木造裁判所にふさわしい感じでした。
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「青山歴史村」です。青山歴史村は、「桂薗舎」と名づけられた建物を中心にして、3棟の土蔵と長屋門から成っています。版籍奉還後、青山家の別邸として建てられたもので、藩政文書とともに、青山家ゆかりの品々や篠山藩校「振徳堂」の蔵書などが収められています。
版木が大量にしかも無造作に展示されています。貴重なものだそうですが、直に触れるようなところに展示されているのを見て、いれでいいのかなぁと。
「桂薗舎」の建物は何も展示がなく、ただ自由にご休憩してくださいとあります。この建物、すごーーーく落ち着きます。観光客もあまりいないので、寝そべって熟睡できそうな感じで、気に入りました。
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江戸時代末期の天保元年(1830)に御徒士町一帯で大火事があり、その後程なく建てられた武家屋敷で、代々安間家の住宅として使用されてきたものですが、平成6年3月23日付で篠山市指定文化財となり、改修を行って資料館として公開してます。
篠山藩の標準的な徒士住宅で、安間家に残された古文書や日常に用いられた食器類・家具はじめ、寄贈された篠山藩ゆかりの武具や史料が展示されています。
右は「水琴窟」です。ここは竹筒が用意されていますので、さらに反響してよく聞こえます。外人さんも感心する美しい音色でした。
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「篠山城大書院」です。昭和19年に消失した篠山城二の丸大書院を、平成8年度~11年度までの4年間で復元した木造の建物で、その復元には発掘調査等で判明した、学術的な資料が基になっています。
右は上段の間で、最も格式の高い部屋です。たしかにこの部屋だけ雰囲気が違います。裃付けて座ってみたいです(^^ゞ
この4つの資料館、4巻共通券を買うと600円ですべて見ることができます。見る価値はありますよ。4つ回るとちょうど篠山を散策することができるかと。
今日はここまで。あともうちょっとなんだけど・・・。その3に続きます!