ちょっとDEEPな石切さん その1

石切りさんとは、でんぼの神様で有名な、石切神社(正式には石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)のことです。
先日のお休みに、前々から気になっていた石切りさんへ突撃してきました。それはそれは、想像以上、期待以上の、楽しい(変な)スポットでした(^.^)
近鉄石切り駅下車して、坂を下れば、石切り神社ですが、まずは坂を上がって、上之宮へ向かいます。
「石切劔箭神社上之宮は社伝によれば、今から約2660余年前(神武天皇2年)上之社として創建されたとのことで、現在の本社(下之社)よりも歴史的に古いことになる。
江戸時代1765年(明和2年)の覚書には社内の除地として石切劔箭大明神と共に上之社石切劔箭大明神が見える。また『河内名所図会』〔1801年(享和元年)刊行〕には石切劔箭神社は『社説に云、上ノ社は哮峯にあり、下ノ社は当地也』とあり、近世には上下2社が存在していた。
 1907年(明治40年)上之社は下之社に合祀され、跡地に記念石が建てられ、「奥の院」と称していたが1972年(昭和47年)に上之宮として再興され、現在に至っている。」(web上の説明より)
001爪切地蔵  002夢観音
左:坂道の途中にあった、爪切地蔵。岩の表面に地蔵尊が刻まれたもので、弘法大師が爪で刻んだという言い伝えがあります。爪、頑丈すぎませんか?(^.^)
右:残念ながら閉まっていた、石切夢観音。ここはいずれリベンジします。石切剣箭神社が人々に夢と希望を与えるために平成の世に建立したという・・。ご本尊の千手観音を見ずには死ねません(^.^)
003上之宮  004上之宮
夢観音のすぐ横に、上之宮があります。これでもまだ、参拝客がいるほうで、普段はほとんど訪れる人もいないとか。
これだけだと、普通の神社ですが、本殿左から奥へ行くとなんだか不思議な光景を見られます。
005上之宮  006上之宮
左:「御札池」と書かれた小さな池に、満願成就叶った人たちがお礼として、亀を置いていきます。これだけうじゃうじゃいるとちょっと怖い(^^ゞ
右:「石切の御滝」と案内が書かれているので、それに釣られて行ってみると、なんと立派な滝が(^^ゞ ていうか、これは滝ですか?
007上之宮
饒速日命の妃で可美真手命の母である登美夜毘売(別名は三炊屋媛(みかしきやひめ)ともいう)を祀る登美霊社。私たち自らの魂を自我霊尊として祀る鎮魂道場・・・・だそうです。
上之宮の石段から向かって右にさらに登ると、変な神社があります。
008白光大神
白光大神。ここは宗教法人「白光教」本部だそうで、神社本庁の参加ではない、独立した宗教団体として活動しているようです。
009百光大神  010百光大神
さらに登ると、道の両脇に神社が。これも、白光教の管轄みたい。
011百光大神  011-1奥の院
左:上記の右写真、鳥居奥の光景。厄除け身代わり不動に、悪因縁を切る観世音、浪除観音、さらにちょろちょろと流れ落ちる白光の滝。この統一感の無さはなんなんだ(^^ゞ
右:さらに40分山道を登ると、奥の院である金剛地に行けますが、今回はやめておきました。次回、夢観音とともにリベンジしたいと思います。
上之宮だけでも、お腹いっぱいなるほど楽しいですよ(^^ゞ その2では、さらに何じゃこれはというものがいっぱい。石切りさんすごすぎです(^.^)