斑鳩寺社巡り その1

2019年7月7日

駅においてあるパンフレットを手にとって見ると、それは法隆寺・上御堂 文化財特別公開とありました。
なんでも、例年11月に3日間しか開扉されない「上御堂」を特別に公開するとか。国宝が拝めるとあってはこれは参らねば!ということで、しゃっと有休取って行って来ました(^.^)

まずは、本命法隆寺以外にめぐった寺社などをUPします。ちなみに、足は駅前で借りたレンタサイクル。いい運動になりました(^.^)

『妙見山 法輪寺』
「聖徳太子の病気平癒を願った子・山背大兄王(やましろおおえのおう)によって建立されたと伝えられる法輪寺。聖徳太子が飛鳥の里から三つの井戸を移したとのいわれから三井(みい)と名がつく地名にちなんで三井寺(みいでら)とも呼ばれます。
法隆寺・法起寺の塔とともに斑鳩三塔と呼ばれ親しまれてきた三重塔は昭和初期に落雷により焼失し、近年再建されました。
講堂には、飛鳥時代からの貴重な諸尊が多数安置されています。」(WEB上の説明より)
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左:三重塔は1994年に落雷で焼失し、1975年に再建されました。焼失した塔は、近隣の法隆寺、法起寺の塔とともに斑鳩三塔と呼ばれ、7世紀末頃の建立と推定される貴重な建造物であった。
右:境内。右が金堂、正面が講堂。ここに重要文化財の木造薬師如来坐像をはじめ、10体以上の仏像が祀られています。

『岡本山 法起寺』
「山背大兄王(やましろのおえのおう)が聖徳太子の命によって建立したと伝えられ、その後、舒明10(638)年に金堂が、天武10(685)年に三重塔が建てられました。高さ約23メートルの国宝の三重塔は斑鳩三塔のひとつで、三重塔としてはわが国最古であるとともに最大の規模を誇り、飛鳥時代の様式をよく伝えています。このほか重要文化財に指定されている木造の十一面観音像や飛鳥仏として知られる銅造の菩薩像などがあります。」(WEB上の説明より)

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左:706年ごろの完成とされ、三重塔としては日本最古。国宝に指定されています。
右:講堂。1694年の再建。

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左:聖天堂 。金堂跡に1863年再建されました。
右:収蔵庫に安置されている本尊・木造十一面観音立像。10世紀後半の作とされ、重要文化財に指定されています。

『斑鳩神社』
「旧法隆寺村の氏神様で、法隆寺の鬼門の守護神です。
俗に「天満さん」と呼ばれ「古今一陽集」に「法隆寺鎮守四社の随一」とあるそうです。平安時代の天慶年間(940頃)に法隆寺別当湛照僧都(道真公の後裔)が創祀と伝わります。」(WEB上の説明より)
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法隆寺から徒歩5分と書いてあるわりには遠いような気がした(^_^;) 法隆寺の北側、天満池の東側、天満山に鎮座しています。

『法興山 中宮寺』
「中宮寺(ちゅうぐうじ)は、奈良県生駒郡斑鳩町の法隆寺に隣接する、聖徳太子ゆかりの寺院である。宗派は聖徳宗に属す。山号を法興山と称し、本尊は如意輪観音、開基(創立者)は聖徳太子または間人皇后とされている。
現境内は夢殿のある法隆寺東院のすぐ東に接する子院地を拝借している。」(Wikipediaより)
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左:本堂は高松宮妃の発願で1968年(昭和43年)に建立した和風の現代建築で、設計は吉田五十八です。
右:望遠で撮ってみた(ほんとは撮影禁止)本尊の木造菩薩半跏像。寺伝では如意輪観音だが、これは平安時代以降の名称で、当初は弥勒菩薩像として造立されたものと思われる。国宝指定。

『藤ノ木古墳』
「藤ノ木古墳(ふじのきこふん)は奈良県生駒郡斑鳩町にある古墳。現在は、地名を古墳名にしているが、かつては「陵山」(みささぎやま)と呼んだらしい。 玄室内から大量に出土した土師器、須恵器から古墳時代後期、6世紀第4四半期の円墳であると推定されている。この時期に畿内では前方後円墳の造営が終わりに近づいていた。古墳は法隆寺西院伽藍の西方約350メートルに位置する。現在は周辺が公園として整備され、説明板なども多数設置されており、法隆寺周辺の観光スポットとなっている。また、古墳から南へ200メートルほど行くと、ガイダンス施設(斑鳩文化財センター)があり、主な出土品のレプリカが展示されている。(Wikipediaより)
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整備されて周りが公園になった藤ノ木古墳。石室は窓越しから眺めることができます。年に数回一般公開されているみたいですので、次の機会にはそれに合わせて来たいですね。

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古墳のすぐ近くにある斑鳩文化財センター。発掘時の映像が見られたり、主な出土品のレプリカが展示されています。ここは無料なのでぜひ行ってみてください(^.^)

その1はここまで。その2は法隆寺。いっぱい撮った写真から何枚UPしようかな?(^.^)