斑鳩寺社巡り その2

2019年7月14日

その2はもちろん法隆寺。建物をすべてUPするとえらい枚数になるので、国宝だけに絞ってみます。
でも・・・それでも、結構な数になります。さすが世界遺産(^.^)

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左:南大門(国宝)。創建時のものは1435年に焼失し、現在の門は1438年に再建されたものです。
右:三経院および西室(国宝)。奥に見える門の奥が西室です。三経院は創建時代の建物は焼失したため現在の建物は1231年に再建されたものです。

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左:西円堂(国宝)。現在の建物は、1250年に再建されたもので、「峰の薬師」と呼ばれる本尊薬師如来座像が祀られています。
右:中門(国宝)。この中門は門の両脇に我が国最古の金剛力士像が配置されている事から仁王門とも呼ばれています。

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左:金堂(国宝)。法隆寺の本尊が安置されている、飛鳥時代に建立された世界最古の木造建築。
右:五重塔(国宝)。高さは約31.5メートル(基壇上より)で、わが国最古の五重塔として知られています。

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左:経蔵(国宝)。経典を納める施設として奈良時代に建立されました。
右:鐘楼(国宝)。吊されている鐘は白鳳時代のものですが、建物は925年に落雷によって焼失し、現在の経蔵の様式にならって再建されたものです。

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左:大講堂(国宝)。鐘楼とともに990年には再建されました。本尊の薬師三尊像及び四天王像もその時に作られています。
右:回廊(国宝)。回廊は東側の鐘楼、中央の大講堂、西側の経蔵につながり、西院伽藍を形造っています。古代の回廊としては唯一の遺構だそうです。

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左:望遠で撮ってみた(ほんとは撮影禁止)上御堂に安置されている、サクラを主材とした一木造りの「釈迦三尊像(国宝)」。
右:聖霊院および東室(国宝)。奥に続いている建物が東室です。聖霊院は鎌倉時代、東室は奈良時代の建立です。

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左:網封蔵(国宝)。寺宝を保管するための蔵で、「双倉」といわれる奈良時代の代表的な建物。
右:食堂(国宝)。手前の建物がそれになります。天平時代に建立された現存日本最古の食堂で、もともと政所という法隆寺の寺務所でしたが、平安時代に入り僧が食事をする場所として使われました。

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左:東大門(国宝)。珍しい三棟造りの大門で、奈良時代に建立され、奈良時代を代表する建物の1つである東大門は、西院と東院の間に建ち、「中ノ門」ともよばれています。
右:夢殿(国宝)。739年、斑鳩宮跡に行信僧都(ぎょうしんそうず)という高僧が、聖徳太子の遺徳を偲ん建てた伽藍を、上宮王院(東院伽藍)といいます。その中心となる建物がこの夢殿です。八角円堂の中央の厨子には、約178cmの聖徳太子等身と伝えられる秘仏、救世観音像を安置しています。

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左:伝法堂(国宝)。739年(天平11)聖武天皇夫人の橘古那加智の住居を施入したもので、東院の講堂にあたります。
右:東院鐘楼(国宝)。内部に「中宮寺」と陰刻された奈良時代の梵鐘が吊されている事から中宮寺より移されたものと言われています。

国宝建築だけでなんと19棟。重要文化財を含めるといったいどれだけになるやら。さらに仏像をはじめとする美術工芸品、書籍等を数えるとさらに想像がつきませぬ。

これだけの大寺院をたった1000円で見ることができるなんてほんとに安すぎると思います(^.^)

でも・・・・・この世界遺産で日本が誇る宝物に落書きをしたクズどもがいる。本当に腹が立つ。天罰が下ればいいのに・・・・と思う。
未来永劫、引き継いでいかなければならない国の宝をなんだと思ってやがるんだ(^_^;)