大山崎町を歩く その1

すっかり、紅葉も色づいてまいりました。やはり、秋は紅葉ですねぇ、ということで、出かけることにしました。
大多数の人は嵐山とか高雄とかそのあたりの名所に行くと思いますが、人がうじゃうじゃもかなわんので、こじんまりとしていますが、穴場かなと思える、同じ京都でも大山崎町へ向かうことにしました。
まぁ、実のところ、本来の目的地は、大山崎山荘美術館なのですが、この美術館のある天王山の紅葉もついでに・・・ということだったりするわけです(^.^)
JR山崎駅へ到着しまずは腹ごしらえということで、「結風(沖縄弁でゆいかじと読むそうな)」というお店へ。ここで、日替わりランチを注文。
ランチ02  ランチ01
店内には沖縄陶器や雑貨も置いてあって、実に和む感じ。ランチは自然食材を使った素朴でありながらしっかりとした味のするとってもウマーなもの。これで800円は安い(^.^)
あとで、カフェでも入りましたが、コーヒーも紅茶もうまかったが、手作りワッフルのうまさに脱帽。これはうますぎる。はっきり言って、アイスとかフルーツとか飾りなんぞいらん感じ。これだけでも、また訪れる価値ありです(^.^)
腹ごしらえも済ませて、美術館へ向かいます。一応山なので、10分ほどではありますが、坂道を上がっていきます。すると・・・途中で、怪しい店を発見。
リサイクルショップ
アンティークなんだかリサイクルなんだか、よくわからん雑多な感じの屋根裏というお店。店内に所狭しとぬいぐるみから機関銃の弾までいろんなものが(^.^) これは楽しいお店だこと。ただし、何も買っていませんが(^^ゞ
■アサヒビール大山崎山荘美術館■
「アサヒビール大山崎山荘美術館(あさひびーる・おおやまざきさんそうびじゅつかん)は、アサヒビール運営による私立美術館である。京都府乙訓郡大山崎町に立地。大阪府と京都府の境にある天王山の山腹に位置し、真下に木津川・宇治川・桂川の三川が淀川へと合流する美しい風景を見ることができる。
大山崎山荘美術館のコレクションの中核は、朝日麦酒株式会社(現アサヒビール)の創業者として知られる関西の実業家・山本為三郎の収集したコレクションである。彼は大正から昭和初期に柳宗悦らが提唱した「日本民藝運動」の賛同者であり支援者でもある。大山崎山荘には民芸運動にかかわる河井寛次郎、バーナード・リーチ、濱田庄司、富本憲吉、棟方志功および芹沢介といった作家たちとの交流の中で収集された作品が展示されている。陶磁器・染織・絵画などの作品や、彼らにインスピレーションを与えた朝鮮王朝の古陶磁、イギリスのスリップウェアなどの古陶磁といった、生活用品でもあった美術品がおさめられているが、これらは山本自身が日常親しく愛用したものばかりである。ほかにも、クロード・モネの絵画『睡蓮』連作を複数所有するほか、モーリス・ド・ヴラマンク、アメデオ・モディリアーニ、パウル・クレー、イサム・ノグチ、アルベルト・ジャコメッティ、ヘンリー・ムーアなど、第二次世界大戦前後の近現代美術も展示されている。
建物は実業家・加賀正太郎が1932年の昭和初期に完成させた三階建てのイギリス・チューダー様式の山荘である本館と、それとは別に隣接して地下に作られた安藤忠雄設計の現代建築の新館「地中の宝石箱」からなる。山荘は戦後に荒廃していたが、保存運動が高まり1996年に今日のように私立美術館として再生された。」(Wikipediaより)
美術館001  美術館009
左:途中に隧道がありました。きれいなアーチです。
右:隧道を抜ければ、まもなく美術館です。紅葉はなかなか・・・(^.^)
美術館002  美術館003
左:美術館全景。入館料700円ですが、安いですよ。庭園の整備、館の維持管理だけでも相当かかりそうですらね。
右:バルコニーから池を望みます。奥に見える羊も実は美術品(^.^)
美術館004  美術館007
左:新館に続くエントランスあたりから。なんでしょうか、この調和感(^.^)
右:本館2階のバルコニーでお茶(ビール会社が経営してるので当然ビールもある)することもできます。
美術館005  美術館006
バルコニーからの景色。ここまで色づいてくれていれば、立派としか言いようがないですね。ちなみにコーヒーもうまかったのですが、添えてあるクッキーがめっちゃうまくて、お土産に欲しいと思ったほど。
どうか、お土産としてショップで売ってください(嘆願(^.^))
美術館008  美術館010
左:庭園も紅葉が見頃です。建物と紅葉と山と、いいバランスで絵になりますねぇ。
右:その庭園にあった足のながーーーーいウサギ。通常の3倍は高くジャンプできそうです(^^ゞ
建物内が撮影できなかったのが残念でなりません・・・。美術品を置いてあるので仕方がないのですけどね。わたしは美術品よりもこの建物がとても気に入りました。実に趣のある落ち着く建物。山荘として建てられたのだから当然ですけどね。
敷地内は無料で入ることができるので、また季節を変えて訪れたいと思います。何度も言いますけど、700円は全然高くないと実感できます(^.^)/
美術館を後にして、周辺の寺社を少し巡りました。これらの紹介については、その2で。しばしお待ちを(^.^)