10HPティリー その2(新しい塗料を試す・・・・ええやん)

2022年8月17日1/35 10HPティリー, プラモ雑記

普段というか、エアブラシではほぼ100%ラッカー系塗料を使用しています。当然希釈や洗浄に溶剤を使うわけで、これが結構な臭い。タミヤのペインティングブースⅡの能力不足もあるのか、度々奥さんから苦言を言われたします。
かといって、水性塗料には昔からいいイメージがないため、これをメインにするには躊躇がある・・・。どうするかなぁとずっと考えていたところ、クレオスからアクリジョンがでて、昨年末に水性ホビーカラーがリニューアルとなりました。
これはいい機会と思い、もう一度水性塗料を試してみることにみました。基本メインはAFVなので、クレオスの水性ではなく、同じ水性でもエマルジョン系のファレホのOEMでもある、AMMO of MIG JIMENEZを大人買い(^.^)

ヨドバシカメラで買いました。シンナーやクリーナーを含めこれだけで7,000円以上。もし使えなかったらも当てられない初期投資(^^;)

試すキットは、ドライバーの顔をファレホで塗ってから8年以上放置しているタミヤの10HPティリー。処理は終わっているので、サフ代わりのAMMOのワンショットプライマーブラックで塗りつぶし。

がっさがさではなく、それなりにしっとり艶消しになっています。レギュレーターの圧は0.5MPa、0.5mmのエアブラシで塗装しましたが、何の問題もなくラッカー系と同じ感覚でいけます。吹いたそばから乾燥するので、2度塗りもすぐいけるし、塗膜も薄くそんなにデリケートな扱いしなくても大丈夫。ちなみに、この圧力とノズル径ですと、ビン生で吹けるのでシンナーいらず(^.^)
傷消し効果は、やはりサフではないのでほんの気持ちばかり程度。この辺りはラッカー系を使用するか、表面処理を1000番以上で行なってや擦り傷を小さくしておけばいいかなと思います。

プライマーが好感触でしたので、ブラックの上からホワイトを吹いてみることにしました。ブラックで塗りつぶしたのはAFVでよくある塗装方法、ブラック&ホワイトを行うため。まぁ、ようするに黒立ち上げで基本色を上から薄く塗装というM〇X塗っぽいやつですね(^.^)

どうでしょう・・・・。それなりに細吹き出来たように思いますが・・・。
このサテンホワイトは圧はそのままで、0.3mmのエアブラシを使用しました。ビン生では濃いかと思いシンナーで少し希釈。ベタ吹きならなんの問題もなかったんですが、0.3mmで細吹きとなると、やはりノズルがかなり詰まりやすくなります。数分で塗料が固まりかけるので、頻繁に筆などに水を含ませて掃除しないと全く吹けなくなるのがちとうざい。

まぁ、なんだかんだでいつものラッカーで細吹きして仕上げた位までは何とか持っていくことができました。ラッカー系よりは癖が強く、慣れるまではもう少しかかりそうです。ぶっちゃけラッカー系のほうがエアブラシの扱いは楽なんですが、この溶剤臭の無さ・・・というか、ほぼ無臭というのがそのよその良さを上回っているかも。
実際、家族の居る昼間に少し塗装しましたが何の苦情も出ませんでしたし(^.^)

ということで、水性・・・エマルジョン系塗料を使ってみてこれはかなり使えると判断しました。これからは、どうしても固い塗膜が必要で研ぎ出ししなければならないカーモデルのボディ以外はラッカー系から水性塗料に切り換えることに決定!

さて・・・水性塗料に切り換えることに前後して、あることをしようといろいろ裏で画策しております。とまぁ、こんな勿体ぶったこと言っても大したことないんですけど、いずれそのことはブログに書きますので、楽しみにしておいてくださいね(^.^)