パジェロ メタルトップワイドXR-Ⅱ その3

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カーモデルにメッキパーツは付き物かもしれません。メーカーやキットによってメッキの質感など出来に差があるなぁというのが正直なところ。で、このパジェロのメッキはどんなもんかというと・・・・。

ちょっと・・・メッキ感が強すぎてこのまま使うとおもちゃっぽくなる気がする。メッキ部分だけ浮きそう。バンパー部のメッキパーツはアンダーゲートですが、サイドステップは目立つところにゲート跡ができます。

このままでは使えないなぁということで、メッキを落とし塗装することに決定。まずはメッキを落とします。ホイールがないのは別のシルバー塗料で塗装しているから。

塩素系漂白剤に漬ければいちころですな(^.^)

数あるメッキ塗料のうち、使いやすそうで塗膜の強いものを使おうということで、ガイアノーツの「プレミアムミラークローム」をチョイス。艶々の下地でサフ無しでそのまま吹き付けました。
 
思った以上にメッキ風になります。下地を光沢仕上げにしておけば、適当に吹いてもここまでのメッキ感が出せます。この光沢仕上げを少しでも怠れば、逆にただの微妙な艶のシルバーになるだけ。実際、ゲート処理した所は、2000番くらいのペーパーで処理しても周囲と艶が違うのがわかりますからね(^^;)

メッキ塗料はクリアーコートするとメッキ感が損なわれると言われます。プレミアムミラークロームはそれほどではないという情報があったので、水性ホビーカラーのプレミアムクリアーでコートしてみました。
 
それほどでもないとはいえ、やはりメッキ感が少し損なわれるようです。でもこれでも十分すぎるメッキ感があります。メッキ塗料は素手で触ると曇ったりするのですが、クリアーコートされているのでそんな気を使う必要もないのがいいですね。マスキングもクリアーコートしているので大丈夫。

ミラーフィニッシュとか貼るより、メッキ塗料で塗装したほうがいいんでは?と思うくらいですね。塗料自体は実売価格で1,300円ちょいしますが、全然お高くないなぁと。これは常備しておきたい逸品ですわ(^.^)